2020年3月24日

長門湯本温泉・恩湯(onto)



施設の老朽化、旅行スタイルの変化などで観光客の訪問が落ち込んだ長門湯本温泉を再生すべく 市の要請を受けた星野リゾートの提案する「長門湯本温泉観光まちづくり計画」に基づいて平成31年4月より改修工事に入っていた湯本温泉の中核でありシンボル的存在の公衆浴場「恩湯」



2020年3月18日、いよいよリニューアルオープンを果たした、と ニュースなんかで取り上げられて県内では話題になっていたが、さっそくこの土曜日(3月21日) 会社から萩に戻る途中、「オープンして間もないが夕方だったら観光客も落ち着いているだろう」と踏んで偵察に行ってきたぞッ!!



国道沿いに駐車場が設けられているが 今回の「まちづくり」の基本理念というか 星野リゾートの「界・長門」を中心として6つの要素、、、「風呂」「食べ歩き」「文化体験」「そぞろ歩き」「絵になる場所」「休む・佇む空間」に沿って街づくりが行われ すっきりとした公園のイメージとなった長門湯本温泉中心部。温泉街は歩いて散策できるように計画されているんで車はこちらに停めて歩くしかないようじゃ。

丘から見て左側が新しくなった「恩湯」で 右がレストラン施設の「恩湯食」。



両方の建物ともガラス張りでオシャレな空間・・・だが、わしのようなムサいオッサンの利用には少し勇気が要るような。



恩湯の休憩室も外から丸見えなんだが、、、絵になる、と言われればそうなのか・・・落ち付かないような気がするけど。

さて、肝心の温泉としての評価なんだが、、、オープンしたての施設についてあまりマイナスの意見を書くのもどうかと思うんで言葉を選んでしまうが まあ個人的な意見だと思って気に入らない人は聞き流してくだされ・・・(←弱気・・・)


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長門湯本温泉 恩湯

山口県長門市深川湯本2265番地
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH9.9 38.8℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進など
営業時間 :10:00~22:00
料金 :平日 700 円、土日祝日 800 円 、
    特定日(年末年始・盆・GWなど) 900 円

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まず驚くのがその価格設定。
わしが初めて湯本温泉に来た時の入浴料金は140円だったが、2008年4月に一度値上げされて200円に変更。それでも県内の温泉施設では最安値の部類の施設だった(真の最安値は厚保温泉の70円なんだけど)が、今回のリニューアルでの価格設定は平日700円・・・

わしのように他エリアからだと平日の訪問は無理だし どうしても土日祝の訪問となるが、そうすると800円+駐車料金・・・温泉だけを目当てに来たとしても1000円の出費は覚悟せねばなるまい。

長門湯本温泉・恩湯は源泉そのままのかけ流しで使われるのがキモなんで ぬる~いお湯をじっくり時間をかけて堪能しないと 今の時期だと湯冷めをしてしまうだろう。そうするとどうしても駐車場で200円は使ってしまうんじゃないかと思うんだが かつての入浴料がそのまま駐車場代になると思うと なんかなあ・・・

今回は観光客も居なくなるころの6時過ぎを狙ってきたんだが、夕方6時からは長門市民に限り入浴料が500円に引き下げられる措置を取られていることは知らなかったぞ・・・で、「大相撲を見てからやって来た」とかいう地元のオッサンが何人か居たな。

画像は恩湯HP「ONTO」より拝借

受付でコロナ対策と思われる記帳(住所と氏名、電話番号と体温や体調の調査が行われたぞ)をしてロッカー室へ。
浴槽、洗い場共に8人で満席の設定らしい。ゆえにロッカーの数もそんなにないんだが、もしかしてこの価格設定は金額でふるいをかけて余り多くの人に来させないようにする意味もあるのかもしれない。

浴室と洗い場は完全に隔離されていて 浴室はかつての恩湯の「1Mほどの深い浴槽」というコンセプトを受け継いでいる。
浴槽そのものは詰めれば14~5人は入れると思うが 深さがあるゆえに腰掛ける場所があって その定員が8名ということじゃ。

湯舟の奥には源泉の湧き出る岩が恭しく置かれていて 湯本温泉の存在を知らしめたとされる住吉大明神の像が祀られている。その源泉の湧き出る様子を眺めながら湯舟に浸かれる、というのが 今回の恩湯リニューアルのひとつの見どころでもあるわけだが・・・

正直 わしは今まで祀られていた像は薬師様かなんかだと思っていたが、住吉様だったんだな・・・
あまり湯本温泉の発見の歴史は語られたことがなかったように思うが 今回は妙に「神授の湯」ということをアピールしているような気がする。おそらく「神様の授けてくれた有難い温泉だから 少々高くても仕方ない」という付加価値をアピールしているのではないかな?

・・・お湯はやはり山口県でも屈指の良さで それが入浴に適温で湧いている、ということ自体 奇跡のようなものだと思う。それはそれで確かに素晴らしいが・・・

わしが一番気になるのは 今回のリニューアルが一体誰のためのものなのかが判らない、ということだな。

わしも今まで県内各地、あるいは九州、其の他いろいろな公衆浴場というものを入って来たつもりだが、スーパー銭湯でもなく貸し切り湯でもなく 露天もサウナもない湯舟一つのシンプルな公衆浴場で800円という価格は恐らく過去の経験から見ても最高値だと思う。

いくら「泉質が良い」と言ってもそれだけの金額で銭湯に入ろうという人がいるのかどうか・・・ターゲットとしては星野リゾートに宿泊しようとする富裕層なのかもしれないが そんな人は一般人の利用する銭湯などに足を運ばず 部屋付きの温泉で悠々と過ごすだろう。(それが温泉リゾートに来る目的だろうし・・・)

ハッキリ言えば 今回のリニューアルされた恩湯に入ろうとする客の目的は、日常生活の一環でもなければ湯治でもなく 単なる「酔狂」だと思う。わしのような温泉ファンが「この温泉には入湯済」という自己満足を得るため、というのが一番多いんじゃなかろうか。

わしが最初に長門湯本の恩湯に来たときは 地元のおっさん連中が雑談をしながらウダウダ過ごしているという思いっきり俗な空間で その中に全身に火傷を負ったり 四肢のどこかが欠損したり、という 明らかに見た目で「湯治目的だな」と判るひとがいたりしたんだが 星野リゾートに来るような客層ならば やはり「世俗を離れたリッチな空間」を求めているだろうから そのようなシチュエーションは受け入れられないのかもしれない。
今までは安い料金で敷居を低くして「誰でもウェルカム」な雰囲気だったが 残念ながら今回は入浴料で来る客を選んでいる、という意図があるようにしか思えないわけだ。庶民のリピーターよりリッチ層の一見さんをターゲットにしていると思えば価格にも納得できるし わしが今回 同席した地元のオッサン連中も「今はオープンしたばかりで珍しいから入りに来ているけど いくらお湯が良くてもココに来るなら400円の黄波戸に行く」とか談笑していたしな。

確かに 湯舟に入るだけで1000円近く掛かるのなら 泉質の差があるとしても駐車場もあってサウナも露天風呂も 入浴後のくつろぎスペースもあって満足度の高いホテル西京の立ち寄り湯を選んだほうが 旅行気分と充実度は高そうだしなあ。
わしの中でも今回の湯本のリニューアルで 同じ長門の湯免温泉の株が急激に上がってしまったぞ。

恩湯が公衆浴場としてのハードルを上げまくったのなら 庶民を受け入れるための入浴施設として 周辺の旅館・ホテルが日帰り入浴サービスを銭湯レベルにまで敷居を下げてくれれば良いんだが このままでは今までの長門湯本温泉ファンも離れて行ってしまうんじゃなかろうか?

今までの経験上 全部がそうとは言わないが だいたい全国の「名湯」、本物の温泉というのは安いのが基本だと思う。「良い温泉ほど安い」というのはある種の定理で 提供する側にも「どんなサービスより良いお湯を提供するのが本物の贅沢」という信念があるからだと思っているが 適温ならば燃料費も掛からないし掛け流し利用であれば殺菌消毒などの衛生設備も最小限で済むから そういうところが価格に反映されてくるわけだ。

で、今回の長門湯本に関しては 今までのスタンスが「お湯そのものが贅沢 それ以上何を望むのか」という感じだったが そのお湯の良さという一番のアピールポイントが改装によって他の贅沢要素に邪魔されているように思えてしかたないぞ。
今回のリニューアルに2億7500万円ほど掛かっているらしいから初期投資は回収しなくてはならない、という必然はあろうが それにしてもな・・・

長門湯本温泉の最大の弱点は「湧出量が少ない」ということだと思う。資源が少ないからあれやこれやと色々と手を広げることはできなかったと思うが 例えば深さ1Mの浴槽に拘らず半分の50センチにすれば 同じ湯量で面積が倍になるから浴槽の集客能力も倍にでき 価格も半分とは言わなくても もっと下げることができたんじゃなかろうか?

恩湯は源泉温度が低く じっくり入って体の芯からあたたまる入浴が基本だが、回転率の悪い温度で収容人数も少ないのは それこそ価格を上げて客を制限するしか手がないのかもしれないな。

あと浴室に休憩できるスペースがないのも痛いと思う。少し逆上せ気味になれば何処かに座り込んで休憩でもしたいところだが 狭くてお洒落な空間ではオッサンがうなだれて休憩するような無様な光景を晒すことが許されない。
洗い場も狭いから 湯舟に浸かるだけ浸かって逆上せてくれば あとは退出するしかないんだが 再入浴が許されるような雰囲気でもないんで 落ち着かないというか居づらいというか・・・「お湯に入ったならサッサと出て行ってください」という雰囲気を客に感じさせたらマズかろう。
入浴料に見合うだけのくつろぎ、癒しは得られないというのが正直な感想じゃ。まあ客の回転率という意味では効果的だと思うが。

長門湯本の周辺には格安の恩湯があるゆえに 自宅に浴室をもたない住民も居たという話を聞いたことがあるが そういう人は今回の改装を受けてどうしているんだろうな?
温泉は誰のものかと言えば そこに住む住民の人たちのもの、というのがわしの考えなんだが 今回のリニューアルはホントに住民の希望する形で成されたものなのか・・・

俵山温泉の立ち寄り施設ができた時にも感じたが 住民たちが「自分たちの温泉をこういう形で残したい」という意思より 「大学の偉い先生がこうしろと言ったから」とか「カリスマ経営者がこうしろと言ったから」という雰囲気がどうしても拭えないのが気になる・・・

恩湯は長門湯本温泉の象徴というかアイコンというか、シンボリックな存在なんだが 正直 手の届かないシンボルになってしまった感はあるわなあ。
わしも今まで 歴史ある名湯の元湯が老朽化のために改装された、というものをいくつか入ったが 評判の良いものもあれば地元住民からケチョンケチョンに言われているものもあったと思う。
基本は「いかに歴史を紡ぐか」だと思うが 金をかければ良いというものではなく やはり何か信念というか主張というか 地域の人の思い入れが感じられないと改装の意味がないよなあ。

わしのイメージでは 山口県で唯一 全国レベルの「風格・歴史・泉質」を誇る長門湯本温泉も 「温泉文化」という意味では九州や島根あたりの温泉地とは差がありすぎた、ということか。

湯本温泉には庶民向けの「恩湯」と武士など上流階級専用で俗人禁制の「礼湯」の2つの公衆浴場があったが 今回の「恩湯」はその佇まいから言えば「礼湯」の名のほうが良かったんじゃないかな・・・

わし個人の勝手な意見だが、河原にある2つの足湯に 川が氾濫してもすぐに復旧できるような簡素な小屋を建てて 長湯温泉の「ガニ湯」や杖立温泉の「元湯」のような 無料あるいは低料金で入れるようなシンボリックな共同湯を作り それに「恩湯」を名乗らせれば良かったんじゃないかと思う。

ホントは無料で混浴で、入るのに勇気がいるような 「ただ湯舟があるだけ」というもののほうがネット受けはするんだろうが、今までそんな文化のなかった場所に令和になっていきなり開放的な丸見え公衆浴場が出現するのもおかしいから 天ヶ瀬の共同湯のような「最低限の囲いがあるだけ」という形で良いんじゃないかな?
星野リゾートに来るような客層は 庶民が芋洗い状態の共同湯に入るとは思えないが 無料露天風呂のような少し破廉恥な 入るに勇気がいるようなイベントには案外と興味を示すと思うぞ。金持ちなんてそんなものだからな・・・

わし的には 地元民や県内の日帰り観光客を取り込もうと思えば 道の駅的な農産物などの地元名産を取り扱う直販所のようなテナントがあったら行きやすい、と思うんだが それはたぶん「非日常の空間」を目指すリゾート開発とは相いれないものがあるんだろう。
せっかく大規模な投資をして街づくりをしているんだから あまり否定的なことも言いたくないんだが、、、(←けっこうディスってるような気もするけど)

ま、星野リゾートの思惑通り 今後 長門湯本温泉に活気が戻ってくるのか その経営感覚、手腕には期待しているし 街づくりの成功を願っているわけだが、万が一 「採算が取れない」と星野リゾートがあっさり手を引くようなことが起きれば ちょっと致命的だろうな・・・

ふぅ・・・

10 件のコメント:

  1. 恩湯もなくなりましたね。外見のみ直せばよかったのに…

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    1. meme9090さん>リニューアルは必然だったかもしれませんが まるっきり違う外見でも残すべきところはあったのではないかとも思います。

      山口のサビエル祈念聖堂が改装してまるっきり違う外観になった時にも違和感がありましたが 時の流れでそれに馴染んできたのと同じようになればいいんでしょうけど、、、

      結局は価格がそれを許さないでしょうね・・・

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  2. いつも読ませていただいています。
    本当におっしゃる通りです。
    そもそも山口県の温泉は入浴料が高すぎです。
    湯温が低くて光熱費がかかるならともかく。
    おんせん県大分を見習ってほしいものです。
    また、神様の湯ならば道後温泉を見習ってほしいものです。
    道後温泉のシンボル道後温泉本館の2階以上は現在工事のため休業中ですが、あくまでも「保存修理」のためです。そして1階神の湯の入浴料420円です。
    ただ今回の件は星野リゾートではなく、そのプランを受け入れた行政に問題があるのではないかと。

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  3. 匿名さん>やはり「おんせん県」と「オフ泉県」の違いは歴然、ということでしょうか。温泉と人々の関わりというのが山口県は案外 軽視されているんだなあ、と感じざるを得ません。
    改装する話が上がった時に 九州や島根の公衆浴場を少しでも視察したのか、成功例、失敗例をいくつか見てじっくり考察すれば 恩湯もまた違った形になったかもしれませんね。

    歴史のある温泉には大抵 神様だの仏様だの弘法大師だのの逸話があるものですが それを金に結び付けるのはいかがなものかと。
    星野リゾートの手腕を否定するつもりはありませんが、それを決定した行政なりプロジェクト関係者は 他の選択肢を検討した結果がこうなのか、単なる丸投げなのかが知りたいです。

    武雄温泉の殿様湯が3800円ですが 恩湯の700円に比べて5倍以上とはいえ 価格に理由があれば納得できるような気がします。(まあ、入らんだろうけど)

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  4. いつも読ませていただいています。

    私は大分に15年居住して100円(または寄進)の温泉三昧の生活をしていました。

    福岡を経由して山口市に転勤が決まった時に思った「温泉街だ。嬉しいな」はすぐに壊れてしまいました。

    「オフ泉県山口」、素晴らしい呼び名です(苦笑)
    有料の足湯もできましたし。

    最近は山口ふれあい館にしか行きませんが、常連の方!ちゃんと体を洗ってから入りましょうね。

    こういったことも「オフ泉県山口」って感じてしまいます。

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    1. 山口市に住まれているなら新清水温泉もいいですよー。
      別府みたいに100円では入れませんが、銭湯価格ですし、朝一入ればお湯もいいですよ。

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    2. 匿名さん>湯田温泉も確かに山口県を代表する歴史ある、しかも唯一の高温泉ですが 嬉野、皆生、石和や熱海のような歓楽街っぽい雰囲気なんで庶民向きかと言われれば「?」なんですよね・・・湯田の少し離れたところに星野リゾートが来るのならなんとなく判るような気もするんですが。

      別府にあるような100円共同湯って 地元の人が自分たちが楽しむために自分たちで管理しているから商売は度外視なんでしょうけど 新・恩湯は発想が逆なんで ああなるのも仕方ないかと。

      「オフ泉県やまぐち」、いまだに恥ずかしくてなかなか口に出すことができない単語です。

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    3. meme9090さん>清水温泉はメインから少し離れているんでジモティ専用っぽい雰囲気がありますね。私はここ数年、初日の出鑑賞後の初湯は清水温泉がデフォになってます。(朝から営業している温泉があまりないし・・・)

      私も一時 ふれあい館ばかり行っていた時期がありますが お湯は良いんですがいつ行っても芋洗い状態という印象があって最近は行ってないなあ。

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  5. セクハラ司令2020年3月28日 13:34

    さすがはBARA様、早くもチェックされましたか。
    お久しぶりです。セクハラでございます。
    私も山口に住む温泉好きとして話の種にもなるし一度は行く予定ですが。と言うか以前は共同浴場、名湯の総湯としてリーズナブルでどこへ出しても恥ずかしくない泉質と雰囲気を併せ持つものでリピーターだったんですけど、このお値段では足繁く通うことはないでしょう。
    とりあえず敷居の高い温泉になってしまいましたね。それが星野リゾートの構想する湯本温泉なのでしょうが。しかしよく地元の方が納得したなと。確か市民は100円で入浴できていたのに。1つはジモ泉として観光向けでないものを残しておくべきでしたね。礼湯はそんなに老朽化していたかなあ。
    なんだか昔の恩湯ファンとしては寂しい限りですが、私も近いうちに行ってみようと思ってます。話の種に。

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    1. おぉ、指令どの、お久しぶりでございます(゚∀゚ )
      そういえば以前の恩湯の番台の傍にはジモティ専用の温泉手形がたくさん並べられていましたよね・・・昔は湯本温泉に「温泉文化」と呼ばれるにふさわしいものも確かにあったんですが、「あった」と 過去形になっちゃいましたね・・・

      礼湯は昔どの位置にあったのかも判らなくなっていますが すっかり切り開かれて整備されちゃったんで昔の面影は全くなくなってます。(2,3軒 立ち退きに応じなかったのか古い家が残ってますけど・・・)

      昔は駐車場に猿なんかが来て 襲われないように注意喚起がされていたんですが あれじゃあ猿もこなくなるでしょうね・・・(地元の人にとっては猿は俵山に行ってほしいのかも・・・)

      今日は大分の温泉に入ってきましたが、やはり結局は格の違いだと再確認しました。

      とりあえず長門エリアのジモ専公衆浴場は俵山の町湯と湯免だけになっちゃったのは寂しい限りです。

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