2019年10月31日

筋湯温泉・せんしゃく湯

さて、先週のくじゅう登山の後の話なんだが、トレッキングの汗を流すため、そして筋肉をほぐすためにやって来たのは 久しぶりの筋湯温泉。



筋湯温泉には「うたせ湯大浴場」「岩ん湯」「薬師湯」「せんしゃく湯」の4つの共同湯が存在し、一番有名なのはシンボル的存在の「うたせ湯」。「岩ん湯」と「薬師湯」は日によって男女入れ替え制になっていて わしは今のところ「うたせ湯」と「岩ん湯」の2つは入浴済み。

で、今回のターゲットは唯一の混浴公衆浴場、「せんしゃく湯」なんだが、、、
4つの共同湯の中でも一番わし好みっぽい存在なんだが、なぜ今まで一度も入ったことがないかと言えば 他の3箇所は地図にもちゃんと明記されているし判りやすい場所にあるんだが ここだけは何故か地図や観光案内などから存在を抹消されているというか 全く触れられてないからじゃ。

まあ、くじゅうに来たときはついつい硫黄臭むんむんの いかにも火山性の温泉、というところに目が行きがちだし、たいてい下調べなしにフラッとやってくるから わざわざ探してまで入ろうという意欲が起きなかったことが大きいかな? そのくせ帰宅した後に「行っておけばよかった」と毎回後悔していたりするんだが・・・

なんとなくだが、筋湯温泉の観光担当者からすれば 観光客には打たせ湯大浴場をオススメしておいて わざわざせんしゃく湯を公開する必要もないだろう、と考えているフシがあるなあ。
まあ、ジモティ優先の共同湯であれば 不特定多数の観光客が入れ替わり立ち代わりやってこられても 治安とか騒音とかゴミ問題とか 地元民にとってはメリットってほぼ無いからな・・・



地図から消された存在、ということで詳しい場所の説明はしないが、住所をカーナビで打ち込んでも筋湯温泉街は道が狭くて車が入れないところも多いんで 車は観光客向けの無料駐車場から歩いて向かうことになる。

今は閉店となっている写真の旅館の脇に細い道が延びていて 「本当に通れるのか?」と思いながら進んでいくと川に出るんだが、



その先に忽然と現れるのが こちらの小さな小屋。これこそが・・・



噂の「せんしゃく湯」じゃああああ!!( ゚Д゚)クワッ

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筋湯温泉 せんしゃく湯

大分県玖珠郡九重町大字湯坪712-3
泉質 :単純温泉 PH 40.5℃
効能 :筋肉痛・神経痛・関節炎・冷え性・末梢循環障害・不眠症・うつ病など
営業時間:7:00~21:00
料金 :300円

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では失礼して・・・

ドアを開けると下駄箱が。



筋湯温泉の共同湯は一律300円のようじゃ。

「混浴」と言っても そんなに都合よく妙齢の婦女子がこんなところに入浴に来るとは思えないし、たぶん他の人と一緒になったとしても わしのような「温泉好き」を名乗る酔狂なオッサンの類だと思われるぞ・・・



反対側から見た全体の様子はこんな感じ。
無人の施設だが 誰かがきちんと清掃管理しているようで 小奇麗にされているぞ。



湯舟は御覧の岩風呂が一つ。



写真の湯舟の底にある孔から源泉が湧き出ている。
もちろん源泉かけ流しで、やや金気臭を感じるものの特に特徴のいない柔らかいお湯じゃ。



最近はサウナ中心の施設しか行ってないから 久しぶりにこのテの温泉に入ると新鮮というか ほっこりするのぅ・・・(´▽`)



窓の外には川のせせらぎ。
他の共同湯は観光客も多く 管理もきちんとされていてところどころ 今風のリニューアルもされて その時代に合わせて活用されているイメージがあるが この「せんしゃく湯」は筋湯温泉の原点というか 本来の姿をそのまま残している。

現状を見る限り、観光ナイズはされてないが地元の人には大切にされているようだし、このまま人知れずでもこの姿を残しておいてもらいたい、、、と思ったぞ。これからどう変わっていくかは判らないが 今の状態のせんしゃく湯に入ることができて満足じゃ!!

いやいや、素晴らしいのぅ・・・

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せんしゃく湯を後にして山口に向けて戻ることにしたんだが やっぱり石鹸でゴシゴシ体を洗いたいのと サウナでサッパリしたい気持ちがあったんで 帰り道には上毛の「湯の迫温泉」へ。
こちらも久しぶりの訪問になるな。



コチラの施設は温泉としては「レジャースパ」以外の何物でもないんで 温泉としての評価も感想も特になく、正直 どんな施設だったか全く記憶に残ってなかったんだが、サウナー目線で見ると なかなか良くできた施設だと再確認したな。

こちらは東九州道のインターの傍という立地条件だし、行楽の後、高速道路に乗る前に汗を流せる施設ということを覚えておけば 今後利用頻度はもっと増えそうだな・・・

うふふ・・・(゚∀゚ )

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