徒然おうどいろ日記: 新幕デビュー＠鍋の平キャンプ場

・・・と、いうわけで　今回の熊本遠征でキャンプ地としてチョイスしたのは　もう何度か利用している高森町の「鍋の平キャンプ場」。

阿蘇の麓にあってロケーションが良い、ということとテント持込・入村料と合わせて1000円、そしてなにより事前予約不要というところで使い勝手が良いんで　なんだかんだで年に一回程度は使っているんじゃなかろうか？

以前は車両の乗り入れが禁止で　設営時の荷物搬入の時だけは許されていたんだが　今回は車の横づけがＯＫだったな。どうやら混み具合で良かったり不許可だったりするらしい。

しかしテンマクのワンポールも増えたな・・・一時期はコールマンとスノピの2大勢力が占めていたが　今はコールマンとテンマク、ドッペルの三大勢力にスノピやモンベルなどの他メーカーがちょろちょろ、という感じじゃ。

東日本に甚大な被害を及ぼした台風19号の上陸は翌日になるんだが、九州は進路からそれたとはいえ風が徐々に強くなっていく一方なんで　サッサとテントを設営せねばなるまい。

ちなみにここはタープ設営は別料金500円が徴収されるんだが、今回のような強風の中ではタープなど設営するだけ無駄なんでテントのみの設営じゃ。
ここ以外にも「タープは別料金」というキャンプ場は多いんで　タープ無しでも過ごせるように前室スペースの広いテントが前々から欲しかったんだが、今回は夏にアマゾンでポチっておいた新幕のテスト設営も目的だったりするぞ。

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で、こちらがその新幕、コールマン謹製の「コルテス2」じゃ！！
いわゆるトンネルテントになるんだが、日本ではリリースされてない一品。ぶっちゃけ言えばコールマンのテントの中ではファミリー向けというか安物というか・・・いろんなところで「見切っている」というか金をかけてないというか、そういう一品。

たとえばポールがジュラルミンではなくグラスファイバーだったり　インナーのボトムがブルーシートっぽいゴワゴワ感のあるものだったり、、、まあ　そういうことは購入前から判っていたんで　ある程度は納得して購入しているんだが、日本で人気のあるツーリングドームなんかと比べれば詰めの甘さが随所に見受けられるぞ。

日も暮れてきたし　雨風もだんだん強くなってきたんで早く設営してテントに籠りたかったんだが　設営にやたら時間がかかってエライ目にあったぞ。別に設営の仕方が判らないわけじゃなくて　どう考えてもポールの長さが長すぎるというか・・・

わしもそんなに怪力というわけではないが　50代のいい歳こいたオッサンが額に汗水たらしながらヒーヒーと10分以上格闘して　最後は「壊れてもいいから」と渾身の力を込めてようやくポールがピンに嵌る、というのはいかがなものか・・・そこまで力を入れないと設営できないポールをアルミ合金ではなくグラスファイバーで提供してもいいものなのか？

ちなみに撤収する際も簡単には外れず、やっぱり「もう破れてもいいから抜けてくれ～」と、幕を足で踏んづけて力いっぱい引き抜かないと抜けなかったぞ(-"-;)
あと、収納袋が小さく、おそらく出荷の時は機械でプレスしているから入るんだろうが　一度中身を展開させたら現地で収納袋の中に収めるのは不可能だと思われるんだが、そういうところは「経費をケチった」とかいうレベルじゃなくて　結局何も考えてない、ということじゃなかろうか？