2019年8月5日
富野由悠季の世界展@福岡市美術館
さて、今回の週末・福岡~大分ツアーは酷暑に対応するため サ活でととのうことが最大の目的だったんだが、わざわざ福岡経由で遠回りしたのは 先に紹介した薬王寺温泉入浴の他に 福岡市美術館で行われている「富野由悠季の世界展」を見学するためだったりするぞッ!!
実はこの富野展、来年の1月から島根県益田のグラントワでも開催されるんで それを待っても良かったんだが・・・薬王寺温泉入浴という目的一つだけで古賀市までいくのもどうかなあ、と思っていたんで 両方組み合わせて動きたかったのじゃ。
で、わしがやって来たのは入浴を済ませて昼すぎだったんだが・・・正直言って内容が濃すぎるし展示物の量も膨大だったんで ざっくり鑑賞するだけでも2時間は軽く掛かってしまったぞ。
おそらく展示されている設定資料や絵コンテの活字一つ一つ、そして各コーナーに展示してあるVTRを見ていたら一日潰す覚悟が要ると思う。
入り口に長い行列ができているなあ、と思ったら この日はたまたま劇場版ガンダムが上映されるらしく その鑑賞が目当ての人たちの列だったが、これで映画を見て展示物を見るようなら おそらく開催期間中に何回かリピートすることを前提にしているんだろうな。ガンダムマニアならそのくらいはさもありなん、というところか。
わしは身障者特権でフリーパス入場なんだが 入り口にいきなりダイターンが置かれるという波乱万丈な展開が・・・
何人かが取り囲んで「この色彩がザンボットと比べてどうたらこうたら・・・」とウンチクや持論を述べておられたぞ。
わしはそこまで語る知識も情熱もないんだが、とりあえず写真撮影が可能なスポットはココしかなかったんで 撮影に邪魔な取り巻きは早く退散してほしかったな・・・
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展示物は富野氏が宇宙にあこがれを抱いていた幼少、学生時代のデッサンから「アトム」「トリトン」の下積み時代の流れを追う「第一部」からはじまって 「ガンダム」「イデオン」を中心とした第二部、「ザブングル」や「ラ・セーヌ」などの第三部、「ダンバイン」「リーンの翼」「エルガイム」の第4部、「Zガンダム」から「ブレンパワード」までの第5部、「ターンエーガンダム」やら「レコンギスタ」やらの第6部という構成。
年代順というより作品のテーマに沿ったジャンル分けをしているみたいだな。
正直 わしは最初のガンダム(再放送)からダンバインまでくらいしか真剣に見てなかったし知識もないから「F91」とか「逆襲のシャア」とか全然わかんないんだが・・・「ブレンパワード」とか「ガーゼィの翼」とか そういえばそんな作品があったっけ?という印象じゃ。
そんな感じだから知らない作品の展示は眺めるだけでスルーして それでも2時間は優にかかる物量の多さって一体・・・マニアとか崇拝者だと やっぱりリピーターにならないと仕方ないんじゃなかろうか?
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オリジナルTシャツはいいけど、もう少し気の利いた名台詞はなかったのかしら?
今回 友人Hの「もし福岡の富野展に行くようなら公式図録をゲットしてくれ」という依頼があったんで購入したが、さすがに展示物が多いと公式図録も分厚くて 4000円+税というなかなかの価格。
あ、石見で買うと消費税が10%になる可能性が高いから もしかして2%の80円おトクだったのか?
展示会オリジナルのワインやら日本酒やら、マニアは欲しがるんだろうか・・・?
・・・と、いうわけでこの富野由悠季の世界展、内容はかなりマニアックで会場自体も迷路のように入り組んでいるから 時間に余裕をもって、できれば一日潰すつもりで観に来るのが良いと思うぞッ!!
くはっ!!
む、80円お得だったのか・・・。
返信削除そこまでは考えなかったな。
by 謎の男
今のご時勢、80円は大きいな。
返信削除感謝するが良いッ!!