2019年5月20日

2019GW対馬一人旅⑨:鳴滝~対馬オメガ塔~琴の大銀杏

さて、対馬2日目の散策も 昼も回ったんでチャッチャとチェックポイントを回っていくぞッ!!



対馬上島ぐるり一周コースで 渚の湯に続いてやってきたのは「鳴滝」
対馬唯一の滝らしい滝で落差は15M。竜神伝説が残り 最近までここで雨乞い神事も行われていたんだとか。



ほぅ、雰囲気はあるな・・・
遊歩道もしっかり整備されているが ここは韓国ツアー客のルートにはなってないようじゃ。ま、決して規模の大きな滝でもないから雰囲気を楽しむ、という意味では 日本人以外は触手は動かないのかもしれないな。



しばし歩くと滝の落ち口が現れるぞ。



ほぅ・・・(´▽`)

対馬は原生林に覆われた険しい山が多いイメージがあるから滝も多そうなんだが 意外と少ないんだとか。ただ、規模の大きな「滝と呼んでない沢」なら無数にあるような気もするけど。
たぶんこの滝より白嶽登山口に流れ落ちていた滝のほうが規模的には大きいと思うが・・・



ちなみに 遊歩道はこの滝を越えてしばらく続いているけど 行き尽く先は林道からの滝入り口なんで 特に見どころはない、ということだけ伝えておこう(つД`)(←歩いてみたらしい・・・)

************************

次なるターゲットは こちらも対馬行きを決定した当初から訪問ターゲットリストに入っていた「オメガ塔」

もう ネーミングのカッチョ良さだけで興味津々なんだが、wikiの解説によれば

塔の正式名称は対馬オメガ局送信用鉄塔で、通称「オメガ電波鉄塔」「オメガタワー」「オメガ塔」とも呼ばれた。
解体開始までは地上454.83mの日本一高い建造物であった。また、2010年(平成22年)9月13日東京スカイツリーが地上461mになるまでは、日本史上最も高い建造物であった。現在は日本史上2番目に高い建造物である。
自立塔ではなく、塔本体を多数のワイヤーで支える形式の塔のため、設置面積は舟志湾をまたいで1km四方におよび、中は空洞で垂直タラップが設置されていた。450m以上を垂直に登るのは非常に体力を要し、そのため途中に休憩所が設けられていた。
オメガ航法はアメリカ合衆国が開発した電波航法であり、1960年代より実地試験が行われ、1970年代より本格的なシステム構築が行われてきていた。日本についても、1966年頃よりアメリカとの協議の上、オメガ航法への参加検討が開始され、1967年から無線局設置場所の検討が行われた。1969年に対馬への鉄塔方式での建設が決まり、1970年より建設が開始されている。鉄塔の建設・管理は日本側で行ったが、送信装置はアメリカから無償貸与された。
閉局に伴い、塔を保存しようという声も上がったが、維持管理などの問題から解体することが決定。現在はオメガ塔跡地公園として整備され、地上から10m程度がモニュメントとして残されている。解体された鉄塔の一部は、近海の魚礁として沈設されている

・・・と、言うことじゃ。平成10年に解体されたそうだが そんな東洋一を誇ってた建造物があったなんて全然知らなかったなあ・・・


・・・あれか・・・基地局の跡地は「オメガ局跡地公園」として整備されているぞ。


む~ん(-_-;)



オメガ航法システム、か。
良く判らんがカッチョええのぅ・・・



きみは1000%~♪(←?)





解体されて20年以上たっているからアレなんだが、この基礎部分の上に400M以上の鉄塔が乗っかっていたと思うと 恐ろしいものがあるなあ。当然 自立はしないから四方八方からワイヤーで引っ張って支えているんだが、やっぱ使われなくなったらシンボルとして残すにしても倒れないように維持管理するのが大変だろうし、解体するしかなかったんだろうな。

素人考えで申し訳ないんだが、建設場所には地理的な条件があるんだろうが、こんな入り江じゃなくて500Mくらいの山の上に建設すれば 塔の高さも10Mくらいで済んだんじゃないのかな?



広場には解体されたオメガ塔の輪切りにされた一部や使われていた碍子、ワイヤーなどのパーツなんかが置かれている。
何がどう、と聞かれると困るんだが こーゆー謎のシステム、設備って男心をくすぐるよなあ・・・(´ー`)

************************



そろそろ位置関係がわかんなくなった方もいらっしゃるだろうから 「よかとこBY 九州観光と温泉」さんサイトより無断借用した観光地図で確認していただいて、と。



次にやってきたのは「対馬一の古木」、推定樹齢1500年と言う日本最古のイチョウという「琴(きん)の大銀杏」



なんでもイチョウが大陸から初めて伝来した当時のものじゃないか、とかなんとか・・・



雷が落ちて損傷した上に台風の影響で主木が倒れた、ということで 想像していたものとは随分趣が違うな・・・一本ものなんだろうけど若い枝が横から伸びて林のような感じになっているぞ。古木のイチョウに見られる乳なんかもしっかりついているぞ。



今の時期の青々としたイチョウも良いんだが、やっぱイチョウは秋のものかな・・・
近くに「舟志のもみじ街道」なる対馬一の紅葉の名所もあるようだから 秋に対馬に来るような機会が在る人は覚えていたら良いかもな(´ー`)

0 件のコメント:

コメントを投稿