2019年3月19日

脇田温泉 楠水閣・湯乃禅の里



と、いうわけで 犬鳴山のミツマタ鑑賞のあとは脇田温泉の「湯乃禅の里」に出向いて汗を流すことに。



到着早々 謎のはにわ苑が目に入る・・・
この宮若市には「竹原古墳」なる有名な史跡があることに由来するらしいが、この「湯乃禅の里」はRVパークとしても登録されているんだそうな。



正直言えば わしは今回 この地に来るまで「脇田温泉」なる温泉地についての知識も興味もほぼ皆無だったわけだが、筑前続風土記にも登場するほど歴史のある温泉なんだとか。

で、この「湯乃禅の里」なんだが、老舗旅館の「楠水閣」の経営する立ち寄り温泉施設で
道路沿いに旅館「楠水閣」が、その上の高台に「湯乃禅の里」が、さらにもう一つ上の高台に家族湯として個室を提供する「ひだまりの湯」とRVパークという立地になっている。



なんか色々修正が施された案内板が・・・



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脇田温泉 楠水閣・湯乃禅の里

福岡県宮若市脇田507
泉質 :単純弱放射能冷鉱泉(アルカリ性単純泉】 PH9.6 26.8℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節炎・うちみ・くじき・冷え性など
営業時間 :10:00~23:00
料金 :850円

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このエリアでは割と内容の充実した施設ということで 日曜日ともなれば利用客で大賑わいのようじゃ。
この入り口にたどり着く前の長屋にも食事処や露天商の立ち並ぶゾーンがあって どこか懐かしい一昔前の行楽地、という演出・・・いや、演出なのか単にそのままなのかは判らないが、わしはこんな雰囲気は嫌いじゃないぞ(´▽`)



当然 内部の写真など撮影できるわけもないんで 浴室の画像は施設の公式サイトからの無断借用じゃ!



ココの特徴は何といっても露天風呂に特化した立ち寄り湯、ということだろう。
水曜日だけ男女入れ替わりになるらしいが 男湯は檜風呂の「庄助の湯」の他に 水車のオブジェを眺めながらジャグジーを楽しめる「水車の湯」、かっぱのオブジェを眺めながら入る趣向の「かっぱ天国」、そして寝湯と水風呂。これらは全部露天風呂だが サウナと洗い場は専用の小屋が作られている。



わし的には滝のギミックが備わっている水風呂が一番風情があると思うんだが、サウナも変形の部屋になっていてなかなかゆったりできると思う。

ただ 肝心の泉質については無色透明無味無臭で特に特徴のないもの。塩素臭はけっこうするんだけどな・・・
PHはけっこう高い数値を誇っているが 循環利用の割にヌルヌル感とかツルツル感は体感できないと思う。ラドンも含んでいるらしいが循環利用なんで効能はそんなに期待できないだろうし

こうゆう施設なんで塩素殺菌も止むを得ないし 規模の大きさを考えると循環利用も当然必要だと思うから 個人的にはそこをマイナスポイントに数えたくはないんだが、、、

ポイントとしてはやはり旅館の直営ということでアメニティの充実度、清潔感、敷居の低さということになるのかな?露天に特化した作りなんで家族連れや女性客、子供にはウケが良いと思うし 福岡や北九州の中間というほど良い距離で都会の喧騒から逃れられるし 今回は利用しなかったが食事処もあるから お父さんが休日に家族サービスでちょっと出かける、という使い方には向いているんじゃないかな?

そんなこんなでここは湯治というよりは レジャー目的メインの入浴施設と割り切ることをオススメしておくかのぅ。
わしはサウナと水風呂が堪能できればとりあえずは満足できるんだけどな・・・

ふぅ・・・

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