2018年10月1日

第26回乙九日炎の祭典

さて、9月は連休が続いていてあっちこっちに出かけていたんだが 第三週の九州遠征のレポを引っ張ってしまって遅くなってしまったが 第4週の芸北散策のネタをアップしていこう。

土曜日は午前中に仕事が入ってしまったんで出発が遅れてしまったが、仕事を終えて萩の実家に戻り それから芸北に向かって二川のキャンプ場についたのは夕方の4時過ぎ。

さすがにシーズンの三連休 折りしものキャンプブームで普段は比較的静かな二川キャンプ場も40人近いキャンパーが利用していたらしいが 先発隊として場所取りをしていたTARO先生と合流してチャッチャとサイトを設営。
それから芸北のオークガーデンで温泉に入って日が暮れたころに 今回の芸北キャンプを計画する動機でもあった「乙九日炎の祭典」の会場に到着じゃ!



ちょうどメインイベントの松明行列が出発した直後だったな・・・






幻想的というかスピリチュアル的というか、こういう松明行列や火祭りの類って全国いろいろあると思うが ここに関しては見学者の気持ちをグッと焚きつけるBGMの選曲がうまいと思うわけだ。



この「乙九日炎の祭典」は古戦場だったこの地の町おこしのために始められた行事で 今年で26回目。歴史は新しいが こういう大々的な形になったのが26回目なのか それ以前に地元のみで何か催しがあったのかは不明じゃ。



わしが祭りの存在を知ったのも3年前にたまたま二川でキャンプしていた時の温泉帰りに目撃したことなんだが なんだかんだでそれ以来 3年連続で鑑賞しているな。



祭りの終了が9時頃ということも判っていたんで 夕食は祭りの屋台で済ませることに。
写真は乙九日うどんとモツ煮込み。
うどんはこーゆー屋台のもの以上でも以下でもなかったが モツ煮込みはわし的には値段と量と煮込み具合がイマイチだったな・・・



地元の婦人会提供の地産地消素材を使った「芸北シチュー」は一杯250円。
ゆず胡椒でいただくのが変っていたが こちらは内容と価格で満足できた一品。他に肉巻きおにぎりなんかもいただいたが 見学客が多くてテントに用意されたテーブル席を確保するのに難儀をしたのがマイナスか。



メイン会場ではいくつかの団体が神楽の公演をしていたな。



わしはこーゆーのは苦手というか 見ていても「踊ってるな~」くらいの感想でなかなかストーリーまでは入ってこないんだが、多少は時代とともにアレンジが加えられているのかな?詳しい設定はわかんなかったが 見ているうちに大まかなストーリーは伝わってきたぞ。



しかし島根とか広島の山側エリアとか その辺の人って わしが思ってる以上にホントに神楽が好きというか 生活の中に入っているんだな・・・
今年はたぶん岩国基地あたりの関係者なのか ガイジンさんの見学客もチラホラ見受けられたが 彼らの目にはどんな風に映ったのかのぅ。
わしは金髪の若い白人のねーちゃんがなかなか美人で気になって しばし生暖かい目で見守っていたが・・・



「ケンミンショー」でも島根県人の神楽好きを紹介していたような記憶があるが わしなどはこの手の古典芸能は「難しい」「訳が分かんない」というイメージだが、会場では多くの人が舞台にくぎ付けだし、山場・見せ場にはちゃんと拍手をしたり掛け声を出したりしてるのには ある意味感心してしまったぞ。



8時頃になるとおもむろに花火大会が始まったぞ( ´ ▽ ` )
規模は小さいが目の前の田んぼから打ち上げられるんで それなりに迫力はあるぞ♪
なんだかんだで今年初めてまともに鑑賞する花火大会だったし じっくり目に焼き付けて・・・



最後は「大松明ねり回し」。やってるのは亀山八幡宮の宮司さんだと思うが 神事なんで本来はこれが祭りの核というかメインイベントになるのかな?



去年までは八幡宮の境内で行われていた神事だが、境内は樹齢400~600年と言われる杉の巨木の保護のためロープが張られて立ち入りが制限されているんで 今年からは祭りのメイン会場で行われることになったらしい。

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と、まあ 今年の乙九日レポはこんな感じじゃ。
また来年も都合と天気が合えばキャンプを絡めて来たいと思うが どうなることやら、じゃ。

ふふぅ~・・・

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