2018年6月26日

ソロキャンプ@三倉岳県立自然公園キャンプ場

いやいや、今期の「ゲゲゲの鬼太郎」は毎回出来が良くて 恥ずかしながら初老のわしも毎週楽しみにしているんだが、ストーリーや作画はもちろんだが 何と言っても一番の魅力は”ねこ姉さん”に尽きると思うわけだ。尽きると思うんだが・・・



さすがに美容サプリのCMにアニメキャラを使うという発想には度肝を抜かれたな(´ー`) 
このCMのインパクトが強すぎたおかげで 今週のストーリーは全く頭に入ってないぞ。

たぶん鬼太郎を見ているお子様達のお母さんがターゲットの商品だとは思うが、猫娘を見て「私もあんなプロポーションになりたい・・・」と思うものなのか?
今期の猫娘のモデルだと噂の菜々緒を使うなら十分理解も出来るが、それは女心が良くわかってない わし故の疑問なのか?

それで売り上げが上がるなら プロテインのCMに範馬勇次郎を使えばどれだけ売り上げが上がるのか・・・

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まあ、そんなことはどうでもいいとして、(←じゃあ書くなよ・・・)

実は今週中ごろから夏風邪をこじらせたみたいで 特に木曜・金曜は素晴らしく体調が悪く鼻水は止まらないわ咳はでるわ、暑くもないのに汗まみれになるわで大変だったのじゃ。木曜日は寝起きに声帯が腫れているのが自分でもわかって しゃべろうとしても一言も声が出なかった時には さすがにビビッたし・・・

この週末は土日休みだったが 土曜日の天気が芳しくなかったんで何をする予定も考えてなかったんだが、金曜日に実家に帰るなりバタンキューで12時間以上爆睡して寝汗をしっかりかいたら 鼻と喉はまだまだだったが 熱も下がって身体は全然ラクになっていたな。

起きたときは曇天で霧雨のような感じだったが 昼から夜にかけては天気も回復して日曜日は完全に晴れるらしい。

(´ー`) ・・・。

今週キャンプに行っておかないと 来月からまたどうでもいいようなイベントで土日休みが潰れる予定だしなあ・・・



と、いうわけで やって来ました、広島県大竹市の名峰・三倉岳
この写真は日曜日の朝に退散する際に撮影したものだが、久しぶりに見るとやっぱカッチョええのぅ。三倉岳・・・。

今回は病み上がりということで登山はせずにキャンプのみが目的だったわけだが、実家に居ても暑いだけだし(実家のわしの部屋にはクーラーなどないのじゃ) 今回は「ハンモックで寝る」ということが最大の目的だったりするぞ。

そうなると わしの手持ちのレパートリーでキャンプ場を選ぶと聖湖かココになる(二川や立野の林間サイトはさすがにキビシイし・・・)わけだが、今回はソロだし、以前一度使ったきりで何年ぶりかになる三倉岳キャンプ場をチョイスすることに。(たぶん わしの友人たちは嫌がるだろう環境のキャンプ場だしな・・・)

出発が遅かったんで高速を使って岩国まで進み、なんとか受付時間ギリギリの5時前に管理棟に到着っ!



萩からだと高速を使っても3時間近く掛かるし、聖湖のほうがやっぱ近いんだろうな・・・
受付時間が過ぎれば翌朝の営業開始まで管理棟への道路は施錠・封鎖されてしまうので完全にアウトじゃ。



三倉岳キャンプ場は利用料は無料だが サイトが割り当てられているんで必ず管理棟に利用届けを出さなければならない。間に合わなかったら聖湖に向かわなければならなかったが 助かったぞ♪

管理人のおじさんに「キャンプだけ?登山はしないの?」としつこく聞かれたが 「キャンプだけです」と言いきってサイトを借りることに。
やはりここは三倉岳登山の基地となっているから 夏休みのような子供で賑わう季節以外は登山絡みの利用者がほとんどじゃないかな?今月号の山雑誌「のぼろ」でも紹介されていたから やはりそれなりに利用者が居るのか?

・・・と、思ったら この日の利用者はわし独りだったぞ (-。- )  やはり午前中まで雨が降っていたから 普通に考えるとそうかもなあ・・・



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「最近 熊が歩いていた」という管理人さんの忠告を受けたが せっかくココまで来てクマごときで撤退するのもアレなんで とりあえず炊事棟やトイレからも近そうな10番サイトをゲット。
ホントはもう少し文明の利器から遠いサイトでも良かったんだが 完全にソロだと熊はともかく、霊の襲撃の方が怖いからな・・・ (-゛-;)(←ガラスの心臓キャンパー)



サイトの配置はこんな感じ。
おそらく全盛期は学校の林間授業なんかで使われていたんだろうな。サイトは90区画あって もれなくテントを張るスペースとベンチ・テーブルのセットが付いてくる。



熊がサイト内を散歩していることからわかるように 自然にどっぷり浸かった昔ながらの教育目的のキャンプ場で 非常に趣きはあると思う。

ただ 難点は どのサイトも荷物を人力で運ぶ必要がある(キャリーワゴンで運ぶのも不可能)ため 結果的に駐車場や炊事棟、トイレに近い1~10番サイトあたり もしくは道路に面したサイトが人気のようじゃ。

テントを設営するスペースは 昔ながらのA型テントで設計されているんだろうか?今の御時勢ならホームセンターで売られているようなソロあるいは2~3人向けドームテントがピッタリなサイズ。今風の前室やタープが張出してどーんと広いファミリー向けのテント、ワンポールテントなんかもオーバーサイズじゃ。

まあ、考えようによっては椅子やテーブルは運ぶ必要が無いし 林間サイトなんで火器の利用も基本不可だから 調理も炊事棟で済ませれば、最小限の荷物だけで行なうシンプルキャンプを目指すならアリなんじゃないかと思う。

要するに「オートキャンプに馴れた人」「焚き火がしたい人」「でかくて重量のあるテントしか持ってない人」は寄せ付けない 硬派というか時代遅れというか そこが最大の魅力のキャンプ場なのじゃ!!まさにソロキャンプにはうってつけッ!!

・・・わしもできれば焚き火はしたいんだけどな。今の季節は雰囲気以外に暖を取る必要はないから別にいいけど。



とりあえず サイトいっぱいにタープと、久しぶりのヘネシーハンモックを設置して、と。



施設を紹介しておくと、こちらが炊事棟。



基本的には火器はココでしか使えない。(焚き火はファイアーサークルがあるけど 団体客向けだろうな)



上水じゃないみたいで 煮沸しないと飲めないようじゃ(-_-)



とりあえず買ってきた焼肉を焼いて・・・



おいなりさんとデザートのトマトでディナーなど。
食後に安物ワインの小瓶を独りで空けて 頭がフラフラになったところでハンモックにもぐりこんで そのまま熟睡・・・

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あまりに早く寝すぎたのか 朝の3時過ぎには目を覚ましてしまう。さすがにその時間から何をするわけにもいかないんで 明るくなるまでハンモックの中でウダウダ過ごし、明るくなった5時頃からサイト内を徘徊調査じゃ。



こちらはトイレ。
和風だが一応水洗で 古いものの清掃が行き届いているぞ。



林間サイトなんでハンモックキャンプを目指すなら大概の区画でOKのように思えるが 意外と適当な間隔でハンモックを吊るに耐えられそうな2本の木がある場所も 探すのは難しそうだな・・・

まあ、この日のように利用客がわし独りというような環境だと 多少サイトからはみ出ても文句を言われることはないんだけどな。
出来れば管理棟で手続きをする前に 他のキャンパーがどこに陣を取っているか、トイレと炊事場の位置と 持ち運ぶ荷物の量と体力を考えて 雰囲気の良さそうな場所を申告するのがオススメじゃ。



こちらは団体サイト。ファミリーやグループならばこちらのほうが使いやすいかな?申請したことがないから どのくらいの団体なら利用させてくれるのかは不明だが・・・



こちらはファイヤーサークル。
今の御時勢、林間学校みたいな行事があるのかどうかは知らないが 余り利用された形跡もなかったな。(手入れはそれなりにされているけど)

あと、敷地の奥の方に広大な芝面積の「フリーサイト」も確認したが、車の乗り入れが出来るのであれば一番雰囲気は良さげだったな。「荷物の移動は人力が基本」ゆえに 普段使われているのかどうかは やっぱり不明だったが・・・



で、こちらが最果ての90番サイト。
雰囲気は良いが さすがにココまで荷物を運ぼうというのは辛いかもな・・・あと クマや霊の襲撃の可能性も1ケタ番号のサイトよりは格段に高そうだけど 真のマニアにはオススメかもしれんぞ。



・・・と、いうわけで「三倉岳県立自然公園キャンプ場」の全貌はこんな感じじゃ(・∀・)
わし個人的には雰囲気といい 利用客の少なさといい 面白い施設だと思うんだが、やはり萩や下関からでは距離が遠すぎて なかなかキャンプだけの目的にココまで来る、というのも辛いものがあるわけだ・・・

元々が教育目的の無料キャンプ場なんで ファミリー層・・・特に子供が居るキャンパーはこういうところを積極的に利用するべきだと思うんだが、「車は横付けできないとイヤ」とか「電気がないとイヤ」とか抜かしているナマイキな子供は こういうキャンプ場でソロテントをあてがって独り1区画借りて野営させてやれば たくましく育つんじゃないかな?(虐待と教育の境が難しいか?)
運が悪ければわしのような 何時までたっても一人でフラフラしているオトナに育つかもしれないけどな。

あ、あと スマホの電波もギリギリで入るが アンテナマークが1本くらいなんで電池の消耗が案外早いから 予備のバッテリーは持っていったほうがいいかもなっ!!

ふふぅ~♪

4 件のコメント:

  1. BARA師匠、こんちは!!

    三倉岳>その日、私も三倉岳にしようかと思いつつ、二川に行ってしまいました(笑)
    完全タープ泊(ステルス張り)堪能しました。

    焚火>以前、休憩所で尋ねたところ、「焚火台の使用はOK」だったんですが、もしや今は使用禁止になってますか?
    (私は一番奥のサイトが好きですが、今のところ熊も霊も遭遇してません)

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    1. Vein氏>どもです(´・ω・)ノシ
      焚き火はいろんなブログで「許可をもらえばOK」という話を聞いていますが 今回は受付時間ギリギリの到着だったんで聞きませんでした。そもそも焚き火道具を持ってこなかったというのもあるんですが・・・

      でもスペース的に焚き火台を展開するような空間を確保するのは難しそうなんで ソロならストーブとかバーベキューコンロ程度がちょうど良いような気もします。

      そういえば私のゲットした10番のテーブルは 中央部がへこんでいましたが あれはたぶんグリル台でも置いて焦げて薄くなったんじゃないのかな・・・?

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  2. 三倉は当日飛び込みOKってところが良いですね。
    たいていは空いてますし。
    土曜日の予報がもうちょっとましだったら、三倉か立野に行ったかもしれません。

    使用許可証には、「火気の使用は炊事棟のみで...」とありますが、許可を受けたら良いみたいなことも書いてありますね。

    ところで、自分も割と奥まったサイトが好きですが、熊は気にしてません。20年位前から熊が出るという話はありますが、キャンパーが襲われたという話は聞きません。
    霊の方は、インドの山奥やチベットのヌー川源流付近での修行の成果か、それほど怖いとは思っておりません(笑)

    あと90番は、駐車場の横からヒョイと上がれるので、そう奥でもないような...
    ワイルドなのは70番台の後半から80番台の前半あたりでしょうか。
    さすがに利用者もほとんどいないみたいで、なかなかです!

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    1. あいあんさん>確かに「ワイルド」という意味では90番は出口というか林道から近いですかね?もう少し奥の沢付近のサイトがなかなか濃そうでしたが 夏場はブヨ系の虫が多そうな気もします。あと 後半番号のサイトは駐車場が遠い、あるいは管理棟付近だと夕方から朝まで車の出入りが出来ないのがちょっと辛いですかね?

      この日も朝の五時から徘徊していたら たまたま出あった登山者がびっくりしていたような気がします(自分が霊的な存在だったかも・・・)が、登山道付近のサイトだと 薄暗い早朝に見知らぬ登山者と遭遇するのが一番怖いような気もしますね。

      それにしても やはり三倉岳はやはり遠いです。広島・岩国の観光と組み合わせて利用するのがいいと思うんですが 飛び込みOKでも時間の制約がネックなんで 土日での利用は難しいかな・・・

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