2018年5月28日

(2018GW後半戦2日目・5)椎葉村パワースポット巡り!

村祭り会場を離れて いよいよ椎葉村の散策を開始するんだが・・・

椎葉村は「秘境」と言われるだけ有って広大な面積、、、ほとんどが山間部になるんだが、この時 時刻は既に2時を回っていたんで サッサと回らないとあっという間に日が暮れてしまうだろう。

とりあえず 村祭りの商店街にあった「観光案内所」のオバちゃんに
「最近できたばっかりでガイドブックにも載ってないけど 椎葉ダムが正面から見下ろせる展望台がオススメ」・・・とか聞いたんで まずはそこに出向いてみることに。



国道から少し山間部に入って 狭い山道をしばし走ると・・・なんかそれらしいものが見えてきたぞッ!



ここは神楽の面を作っている工房のご主人が自宅を改造した手作りの展望台なんだとか。
正面に日向椎葉湖とダムがででんと見えるビュースポットらしいが・・・



う~ん、目で観賞するには素晴らしい立地だが、目の前に電線がババンと張られているんで カメラ撮影には向いてないな (-。- )



展望台から降りて真下の道路から撮影した画像がコチラ。

う~ん・・・

椎葉ダムについては後で解説するとして 時間がないから先に進むぞッ!!

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さて、お次は 椎葉村をネットで検索して「ここだけは押さえておこう」と思っていた「仙人棚田」とやら。
なんでも「椎葉のマチュピチュ」と呼ばれている 絶景スポットらしいが・・・

椎葉村そのものがマチュピチュ的な秘境のイメージなのに さらにそこのマチュピチュというのは一体どういうところなんだろうか?



「仙人棚田」は正式には「下松尾地区の棚田」と言われるスポットなんだが、そこに直接行くのではなく 下松尾地区の大銀杏を眺めるための展望台から見下ろした光景が あたかもマチュピチュのようだ、ということで 噂が広がったらしい。

ゆえに展望台は下松尾集落の対面にある山の中腹にあるんだが、ココに行くまでの林道が狭くて急斜面という なかなか壮絶なルートなので注意すべし。特に対向車が来たら泣きを見るのは必至なんだが、わしが驚いたのは そんな険しい林道沿いにも普通に民家が点在している、ということかな・・・



で、こちらがその展望台。



やはり最近のパワースポットブームとSNSの普及で こんな場所にもポツポツと、しかし途切れることもなく見学者がやってくるのが凄いぞ。



で、見下ろした光景がコチラ。



何を持って「マチュピチュ」なのかはわからないが まあ雰囲気は伝わるかな~?

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時刻は4時を回っているが 最後に椎葉観光案内に載っていた巨木を2本ほど見て 椎葉を離れることにしよう。なんとか日没までに山間部を脱出したいところだが ちょっとギリギリか、ギリギリアウトかもしれないな・・・



まずは「大久保のヒノキ」とやら。



巨木なら土地柄、探せばいくらでも出てきそうだが、これは国の天然記念物にも指定された樹齢800年以上と推測される 自称「日本一」のヒノキなんだそうな。



駐車場は一般民家の土地をご好意で開放させてもらっているものなんで 見学は5時までだったか6時までだったか、ようするに「常識的に日中」ということらしい。



おぉ、さすがに「日本一」を名乗るだけあって一目瞭然でソレと判る個体じゃ♪





正直 そんなに期待はしてなかったが これは見ておいて損のないシロモノじゃ♪ありがたや、ありがたや・・・



その「大久保の大ヒノキ」から700Mほど麓に戻ったところにある「十根川神社」。ここにもう一つの巨木、「八村杉」があるのじゃ!







あ~、アレか・・・



巨大な上に植えられている場所が狭いんで なかなか全体を映すのが難しいのぅ・・・



画像が小さいんで何が書いているのかサッパリ読めないと思うが、椎葉村観光協会HPの解説をそのまま丸写しにすると、

元久年間に椎葉を訪れた那須大八郎が植えたとされる十根の杉です。十根川神社が八村大明神と呼ばれていたためこの名前が付きました。
八村杉は十根川神社の境内にあり別名十根の杉とも言われます。この杉は根回り19m、樹高54.4m目通り幹周り13.3m、枝下の地面の全周は99mもある巨木です。高さでは国内2番目、根回りでは国内4番目です。昭和10年国指定天然記念物に指定されました。この森には、八村杉を取り巻くようにイチイガシやトチノキの巨木が生い茂っています。最近では、この八村杉の周辺を巨樹の野外博物館として位置づけています。この樹林は、十根川重要伝統的建造物群保存地区の特定物件に平成10年に指定されました。
八村杉は、言い伝えによると平家追討の将、那須大八郎宗久が討伐に訪れた元久年間(1204~1206年)に大八郎自身の手植えと伝えられています。八村杉と呼ばれるのは、明治4年(1871年)まで十根川神社が八村大明神と呼ばれていたことからそう呼ばれるようになりました。」
・・・と、いうことらしい。

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そんなこんなで半日かけて椎葉村をぐるぐる回ってみたが・・・
半日程度でこの村の全体を把握するのは不可能だとは思うが よほどの興味と根性がない限りはそこまで時間をかける必要もあるまい。

と、いうわけで椎葉村を後にして、翌日は早朝に温泉に入りたいんで人吉に向かって そこから北上して山口に戻る構想で動くとして・・・

せっかくだから人吉までは椎葉湖に沿って進み、県境の山越えのルートを進むことに。



で、こちらが上椎葉ダムによって生まれた「日向椎葉湖」
なんだ、展望台じゃなくても間近に観察できる場所があったんだな・・・

wikiの解説によれば 「ダム湖100選」の日向椎葉湖を生んだ上椎葉ダムは日本初の100M級アーチダムなんだとか。

じっくり観察しても良かったが もう日暮れが近いことと、ダム駐車場で車中泊キャンプなのか 炭火で肉なんか焼いているキャンパーがいたんで さっさと退散することに。

この椎葉ダムからの県境越えルート、時雨岳の登山道や大つり橋で有名な白水の滝なんかを掠めるコースなんだが、とにかく山深い、、、その割に交通量もけっこうあるんで対向車に気を使うコースじゃ。



途中、「猪追川の滝」とやらを眺めたり、





「長寿の水」とやらをガブ飲みしたりして・・・



やっぱ山の中だから 湧水はあっちこっちにあるみたいだな・・・



お日様はとっくに落ちたが 日が長いのが幸いして なんとか明るいうちに山越えに成功。水上村の国道まで出ることができたぞ。

この後は人吉の手前、錦町の道の駅で車中泊を決行する予定なんだが、その前にどこか 一日の汗を流すところを探さないとなあ・・・

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