2018年4月24日

潮原温泉 松かわ

さて、せっかく晴天の日を狙って作った連休なんで 寂地山トレッキングのあとは暇をもてあましている友人・魔人ソースと合流してキャンプなどを考えていたわけだが、、、、

当初は久しぶりに三倉岳キャンプ場あたりを予定に入れていたんで 下山後に汗を流す温泉は「小瀬川温泉」か「スパ羅漢」あたりを考えていたんだが、思いのほか下山までに時間が掛かってしまい、キャンプ場の受付時間と入浴時間を考えると両立は難しそうなんで断念。

で、もう一つの案として考えていた立野キャンプ場に向かうことにしたんだが、そうなると温泉の選択肢は定番の女鹿平温泉・クヴェーレ吉和か魅惑の里か、一件宿系の「松かわ」か、という3択になるんだが、今回は何年かぶりの久しぶりの入浴となる「松かわ」をチョイス。



で、こちらが潮原温泉の一件宿、「松かわ」さん。

吉和の3つの温泉は源泉が違うんで多少の成分差はあると思うんだが 基本的に特徴のないラドン泉なんで その差はわかりにくい。



ただ、この潮原温泉は「飛鳥時代から湧き出る狗留尊仏岩の霊水を万民に広めるため松川和尚(年代不詳)が開湯した、という歴史があるらしい。





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潮原温泉・松かわ

広島県廿日市市吉和391-3

泉質 :強放射能泉 PH8.0 20℃
効能 :神経痛 筋肉痛 関節痛 関節のこわばり 慢性消化器病 病後回復期など
営業時間 :【土曜日】(4~11月) 11:00~20:00 (12~3月)13:00~20:00
【日曜・祭日】10:00~18:00
【平日】(4~11月)要問合せ (12~3月)宿泊者のみ
料金 :650円

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営業時間が変則的なんで注意が必要だが、基本的に冬季や平日にはこのあたりには来る事はないし あまり気にしたことはなかったな・・・

いつも立野キャンプ場でキャンプをするときは どうしてもキャンプ場から近くて敷居も低く設備も明るい感じのクヴェーレを利用するんだが、やはりこのエリアの温泉は「ラドン温泉で特徴にそんなに違いはなかろう」というイメージがあって この松かわも一度入ったきりでそんなイメージだったんで それほど印象は残っていなかったのだ。



これは松かわさんのHPより無断借用した露天風呂の様子。
この露天風呂はけっこう記憶に残っているんだが 周囲が雑木の山に囲まれていて開放感はあるが展望があるわけではない。

メインの湯船のほかにジャグジー系のギミックの付いた浴槽、露天風呂、水風呂とミストサウナという構成。浴室は木造りと石造りのものが男女日替わりで提供されるらしい。
もちろんこーゆー旅館系の立ち寄り施設なんで シャンプー類などのアメニティは完備。

肝心の泉質なんだが、ラドンの含有量は厚生労働省の温泉治療基準の14倍という高濃度で山陽随一のレベルのものなんだそうな。わしは温泉に興味を持ち始めた初期の頃に入ったきりだったんで特には評価をしてなかったんだが、久しぶりに入ると確かに「わかりにくい」というラドン泉だが 飲用可能な鮮度と肌触りはなかなかのものだということが判る。「基準の14倍」といわれても具体的な数値がわからないと他と比較しようもないんだが、「放射能泉」を名乗るからにはそれなりの成分の濃さなんだろう。

印象に残るのは露天風呂だと思うが ラドン温泉ゆえ効能という意味では露天風呂は関係なくて あくまで雰囲気や娯楽性のものだと思う。
わしが今回 改めて入ってみて感動したのは やはり湿式のミストサウナだと言っておこう。

温度がミストサウナの割に高温で どこから蒸気が出ているのか どうやって室温を高温に保っているのか仕組みがわかんなかったが、ラドン成分の濃さも相まって けっこうガツンとくる一品。
昔はそんなにサウナに興味もなかったから気がつかなかったが わし的にはこのサウナは非常にポイント高かったな。

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と、いうわけで 今更ながらそのお湯の良さに気づいてしまった「松かわ」なんだが オススメ度は高いぞっ!

温泉は体調や季節、あと自分の経験値で印象も変わって来るし 一度入ったからと言っても評価が変わることがあるから定期的にチェックは欠かさないほうが良いな・・・

(´ー`)むぅ・・・

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