2017年7月15日

(再録・日本一周記046)2003/08/20・道北ドライビング三昧・・・

(第46日目)北竜町~旭川市~比布町~幌加内町~美深町~
音威子府村~中川町~遠別町~天塩町



昨日は北竜町についたのが夕方遅かったんで写真に収めることが出来なかったんだが 北竜町のひまわり畑の様子じゃ。

このあたりに来るとアジサイを見なくなったんだが代わりにコスモスを見かけるようになったぞ。 

場所によればアジサイとひまわりとコスモスを同時に鑑賞できるかもしれんな。

う~ん、北海道の夏は短いのぅ・・・

てなわけで「道の駅 サンフラワー北竜」にて朝4時前に起床。

今日の予定もひたすら北上なんだが 地図を見る限り このまま留萌を通ってまっすぐ行けば なんとか夕方までには宗谷岬に着きそうなんだが ほんとに夕方についてしまっても景色が充分みれない可能性もあるな・・・

と、いうわけで留萌には抜けずに旭川を経由して内陸を進むことにしよう。特にコレといった観光名所もないみたいなんだが「音威子府」とか「美深」とか 地名を聞いただけで意味も無くなんかワクワクするような感じがするしな。観光地でもないから こういう機会を逃しては恐らく一生 縁の無い場所だと思うし。




旭川市街に入る前に「カムイコタン(変換できない・・・)の看板を見つけたんで ちょっと立ち寄ってみることに。

カムイコタンって名前はよく聞くけど こんなところにあったのか・・・

このあたりには甌穴とか遺跡、奇岩がポツポツ見受けられて 「神の(カムイ)居る場所(コタン)」という意味で このあたり一帯を指す名称らしいな。
わしはてっきりアイヌ民族の文化をメインにしたところでコロボックルのマスコットキャラのぬいぐるみがうろついているテーマパークみたいな場所だと思っていたが・・・

遊歩道を歩くと それなりに情緒があるんだろうが ♪時間もないし~お金もないし~
めんどくさいし、というわけで却下。

旭川と言っても特に見たいものも無いんで とにかく先に進もう。
そのまえにとりあえずコンビニの駐車場でHPのアップをしたあと バイパスのガソリンスタンドで給油。(シェル石油・419.0K地点 38.0L/4110円)

「今 どこですか~?」「ぴっぷ!」

・・・なつかしいのぅ・・・(´▽`) (こんなものを撮る為に わざわざ立ち寄るわし・・・)






国道40号を士別市で羽幌方面に曲がり、幌加内町の朱鞠内湖を目指すことに。やっぱ雄大な平野に延々と続く一本道を進むのもいいんだが 街中を通る道だし景色に起伏がないと飽きてしまうからな・・・

さすが北海道、山道といってもそれなりに走りやすい まさにバイク乗りが来ると楽しそうな道の連続だ。

後ろにも前にもあまり車がいないし なんか70キロくらいで走っていてもトロトロ走っているような錯覚に陥るなあ。これじゃ「北海道ではスピード違反で必ずつかまるぞ」と知っている人から注意されるのも判るわ。

道を走っていて気が付いたんだが そういえば札幌を過ぎたあたりからブナの林は目立たなくなって かわりに白樺の林を目にするようになってきたな。なんか寒いところにきたな、という雰囲気がありありだ。

「今年は冷夏だが 相変わらずこの時期は稲川淳二先生は忙しそうだな・・・」と どうでもいい感想を電波の途切れ途切れ入るFMラジオを聞いて思いつつ、朱鞠内湖に到着~。

ふむ、これが日本最大の人造湖、朱鞠内湖か・・・展望台からでは木が邪魔をして「一望に」と言うわけにはいかんな・・・

ちなみにこの湖畔には過去にマイナス40何度かを記録した「日本厳寒の地記念塔」なるものがある(72へえ)らしいんだが、見当たらなかったな・・・





見るだけ見たんで また国道40号に戻り 美深町の道の駅「びふか」に。 そろそろ小腹が空いてきたんで何か食いたいな、と思うのだが あいにく今日はレストランが定休だそうな・・・

てなわけで道の駅の前のテントで売られていたメロン(250円)などを一口・・・甘くて美味いが欲を言えば もう少し大きくカットされていても良い値段だと思うぞ。いちおう表面に網目の模様のついていたメロンだったから許してやるが・・・
この道の駅は裏に広大な敷地の自然公園を有していて その一角に温泉があるのを発見。
そういえば昨日は温泉に入らなかったっけな・・・
この先にも温泉はあるんだろうけど どこで入れるかわかんないんで入っておくことにしよう。

ちなみにこの温泉にもレストランがあったんだが なんかメニューにピピッと来るものが無かったんで止めておいたぞ。

う~ん、中途半端にものを食ってしまったし 昼間から温泉なんかにも入ったんで 余計に空腹感が増してしまったな・・・
昼飯を求めて次にやってきた音威子府村の「道の駅おといねっぷ」
このあたりは冬になると12メートルくらい雪に埋まることもあるらしいぞ。今が夏で良かった・・・。

ここの食堂はごく普通の蕎麦屋がテナントに入っていて メニューを見るとごく普通のウドンやそば、ラーメンなどが。

う~ん、こんな北の町まで来て 普通の蕎麦屋で普通の麺を食ってもなあ。(←そういう変な欲望が余計に空腹を煽るわけだ・・・)

「おといねっぷ」という 妙に心に響く名前とは裏腹に 特に見るものも無さそうなんだが この時 時間は午後4時前・・・う~ん、なんちゅう中途半端な時間じゃ。
この先はわしの持っている「平成14年度版 全国道の駅地図」によると「道の駅」は存在しないはずなんで ここで進むか留まるか 非常に悩むところだな。行けば行ったで日没を気にしながら進まなければならない時間だし、留まるにも時間を潰すのが難しそうだし。

温泉があると書いてある日本海側の道の駅 「ほっとはぼろ」まで逆戻りするのもどうかと思うし・・・(機種依存文字を使っているんでハートマークが「」と表記されている人もいるかと思うぞ)

ま、ここまで来たら進めるだけ進むしかあるまい!と、いうことで再び国道40号を北上することに。それにしても腹が減ったな・・・



・・・なんて思いながら進んでいると 中川町というところで「道の駅」を発見。
ありゃ?こんな道の駅は地図には載ってないから最近できたんだろう、と思って確認すると 案の定 去年の夏にオープンしたばかりの道の駅らしい。

ついでに日本海側、サロベツ原野の手前の天塩町にも去年 道の駅がオープンしたことを発見。

それなら今日はのんびり天塩まで進んで 明日 北海道前半の山場となるサロベツ平原やノシャップ、宗谷岬を見ればいいではないか♪
よ~し、この手でいこう!!(←バイキング・ビッケ風に)

その前に「道の駅なかがわ」で空腹を紛らわすために食ったジャンクフードなどを紹介しよう。

中川町は恐竜の化石が発見されたらしく 恐竜にちなんだ特産品も多いのだが 右の丸いのが餅にかぼちゃのアンを包んで揚げた「クビナガリュウのたまご」(180円)。メルヘンチックなネーミングで大の大人が注文するには少し恥ずかしい一品だ。(喜んで注文するわし・・・)

左の団子は やっぱり特産のかぼちゃでチーズをくるんで揚げた「かぼちー」(150円)なるもの。チーズをジャガイモでくるんで揚げた「ぽてちー」なる姉妹商品もあったぞ。


県道を通って中川町から日本海側に抜ける。

このあたりの道路は「日本海オロロンライン」というらしいが この旅で見る日本海も もう少しで見納めなんだな・・・。


←感傷に浸っているフリをしながら食べた 遠別町にある道の駅「富士見」の「ボッ○でおっ起つ彼のモノ」・・・いやいや、そうじゃなくて 「ホッキと帆立のカレー丼」。(800円)

くだらない下ネタを考えながら食ったら 味がよくわかんなかったな・・・(なんじゃそりゃ)


日もそろそろ暮れようという5時前、天塩町の道の駅「てしお」に到着。ちょいと時間がアレなんで町を散策してみたが 北海道でも北のはずれの日本海側の風景ってのは 道南や内陸部とはまた少し違った趣があるのぅ。

おそらくこの旅で見る 日本海に沈む最後の夕日じゃ。解像度を落としているし逆光なんでよくわからないと思うが利尻島の利尻富士が夕日に映えてかっこよかったぞ。

実はちょこっとサロベツ原野のペンケ沼などを見に行ったんだが 逆光なんで全然写真には写せなかったな。明日はそのあたりからじっくり見て回ることにしよう。

そんなことを思いながら 夜7時過ぎに「道の駅てしお」に戻り 町の盆踊りの太鼓の音を聞きながら 夜8時過ぎに就寝。


おまけの一枚。


「道の駅てしお」で売られていた「アザラシカレー」「トドカレー」「エゾシカカレー」の3品。 まあ 「ゲテモノ」というまでは行かないと思うのだが・・・



今日の一枚・・・
音威子府村にあった「北海道命名之地の碑木」。
この人が日本で一番最初に「でっかいどう ほっかいどう!」と叫んだらしい・・・

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