2017年4月23日

筯ヶ岳~弟見山 カタクリロードを行く!

ひさしぶりに何の迷いもない晴天の週末・・・

そろそろGWの予定をあれこれ考えて落ち着きのなくなる時期となってきたが ネットで「弟見山のカタクリが見頃」との情報をゲットしたんで カタクリトレッキングと今年初キャンプを決行することに。

******************



ココのカタクリが知られるようになってそんなに年数はたってないと思うが、さすがにシーズンだけあって駐車場には車がけっこう停まっているぞ。

国道315号の案内板から入ると途中に石鎚神社を見ることが出来るが 筯ヶ岳は山岳宗教の雰囲気が感じられる鎖場で人気のある山で、わしもトレッキングを始めた初期に登っているが 今回は2度目のトライじゃ。



久しぶりに来たらいろいろ手を加えて整備されていて 明るい雰囲気になっていたな・・・あと、正面のメインルートのほかに右手にブナ峠コース、駐車場入り口左手に松ノ木尾根コースの看板が付けられていたな。



林道を歩くとしばらくして山の中に入る看板が。



最初は植林地帯の急斜面を黙々と登るコース。
「こんな感じだったっけ?」と若干 記憶との違いがあったが もしかしたら昔 登ったのは強烈な心臓破りの斜面だった記憶があるんで「松ノ木尾根コース」だったかもしれないな。



植林帯を抜けると自然林のコースとなる。やっぱりしばらくは急斜面が続くぞ。



くんずほぐれつ・・・(-_-;)



桜が終わるとミツバツツジの季節か・・・



分岐に出てきたが これを右に曲がると筯ヶ岳名物の鎖場、左は頂上に向かう迂回路となる。



それっぽい岩が見えてきたが・・・



鎖場は一の鎖から三の鎖の3種類。1の鎖は単純に修行用(スタート地点まで行くのに難がありそう・・・)、2の鎖は登り切ると不動様が迎えてくれる ほぼ垂直な岩。
頂上まで行くのはメインの「三の鎖」だが、



昔登ったときはそんなに危険な感じでもなく スイスイ登ったような記憶があるんだが やはり歳のせいメタボのせいなのか 今回はやたら苦労したし怖かったぞ・・・

周南市 アザミヶ岳 鎖場より #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


上から見るとオーバーハングして下が見えないが とりあえずこれを登りきれば頂上じゃ!!



***********************







・・・話には聞いていたが これが有志によって作られたと言う筯ヶ岳の山小屋か・・・



休憩用だとは思うが こーゆー小屋で泊まりながらの縦走も面白いかもな・・・水場とトイレに難があるけど。



筯ヶ岳山頂にもポツポツと咲いているカタクリを見ることができるが メインの「カタクリロード」はこんなものじゃないぞ。



アプリのルート図によれば 筯ヶ岳~弟見山の縦走ルートは片道1時間40分。
以前歩いたときはそれほどの起伏はないものの腰までの笹薮こぎを強いられた記憶があるが しっかりと歩きこまれてルートはより鮮明になっていたな。距離が縮むわけじゃないから疲労度は変わらないけど。



途中、「林道コース」とやらからの合流箇所が2箇所ほど現れる。



仏峠からのコースじゃないかと思うんだが 筯ヶ岳をスルーしてカタクリだけが目的なら そっちからのほうが時間的に余裕があっていいかもな。



弟見山山頂手前の「展望岩」が見えてきたら 急にカタクリが姿を現して いよいよカタクリロードに突入じゃ!!



寂地山のものに比べて若干小ぶりのような気がするが、時期的なものなのか 最近整備された場所だから株としてまだ若いのかな?





そんなこんなでようやく「展望岩」に到着。





弟見山そのものは展望はそれほどでもないんで 他の季節だとココがハイライトになるんだが、カタクリロードはここから頂上までの間が個体数も多くて見ごたえがあるぞっ!!



ただ、寂地山や島根の船通山のカタクリロードに比べて まだ登山客による踏み込まれ方が弱いのか ルートが狭くカタクリの固体が歩道の中にもたまに芽を出しているから 歩くときには足元への注意が欠かせないな。





Σ(; ゚Д゚)やや、行き倒れの登山客がッ!!



・・・と、思ったら カタクリを撮影するためにカメラを構えて地面に這いつくばっている(元)山ガールでした(-_-;)





こちらが弟見山山頂。
こちらもあちらこちらに無作為にカタクリが花をつけているから わりと広いスペースにも拘らず意外と座る場所がないぞ。



ふぅ・・・

******************



カタクリを拝んだ後は 再び同じルートを筯ヶ岳まで戻り、鎖場を迂回して下山することに。

途中、「新道・駐車場方面」という看板の掛かった分岐点があったんで そっちの方向に進んでみたが、これが「松ノ木尾根コース」だということが降りてみて判明。



駐車場から筯ヶ岳を見て左側から降りてくるルートらしいが、途中までは尾根歩きのそれなりに趣のあるコース。







ただ、樹林帯の急斜面はメインコースの比じゃない位の傾斜&長さなんで 最初に書いたとおり、登りルートに使うのは正直オススメできないな・・・



なんだかんだで半日丸々掛かってようやく下山・・・いやぁ、さすがに疲れたが その分カタクリの鑑賞は意義があったと思うぞ。

ふふぅ~~

4 件のコメント:

  1. BARA師匠、わにちんこ!!(岩国の方言でこれは埼玉ですか?いいえ、埼玉です。の意)

    筯ヶ岳>その頃私は腰痛のリハビリを兼ねて高照寺山を散歩しておりました。
    先日は頂上まで歩いて三角点を撮影したので、今回は展望台で昼飯をと。
    なんとテント&BBQな御家族がw(ちょいビビったですw)
    天気が良かったので、展望のある山はどこも気持ち良かったでしょうね!
    筯ヶ岳の鎖場で撮影とか怖い年頃ですかね。私も最近ビビりが入ってますねw

    大方暦通りの連休になりそうなんですが、家族サービスで松江フォーゲルパーク行ってきます。(人が多いの嫌だなぁ)
    後半でブックラに行きたいんですが、御天気頼みですね♪
    (聖湖の林とか好きなんですがね。霊がね。)




    返信削除
  2. vein氏>どもです。
    高照寺山は未だに歩いても車でも登山経験はないんですが 車道が頂上まで延びているんで景観を楽しむ散歩には良い山なんでしょうな。山頂でキャンプが出来るなら県東部散策の拠点になるのでしょうか?

    そういえばTARO先生も「フォーゲルパークに行きたい」と盛んにのたまって居りましたが やはり家族とかカップルとかの免罪符がないと行きにくい場所かな・・・

    ちなみに私はGW後半は姿をくらます予定ですが、「ブックラ」なる単語を聞いたことがないんでご教授願えれば・・・

    返信削除
  3. 師匠!ブックラ→ブッシュ・クラフトです。

    一般的には、山奥で一人刃物を振り回しては焚火をしている変態の事らしいですw(たまにカエルの肉とか食ってますねぇ。)
    とは言っても、倒木とか無いと何もできないんですが・・・・・・
    二川の記事を見ると寒そうなのでテント持って普通にキャンプで良いかな~

    返信削除
  4. なるほど、グーグル先生に聞いてみてもシンセサイザーがどうのこうのしか教えてくれなかったんで何か変だなとは思いましたが・・・
    雑誌「Fielder」的なキャンプですね。この雑誌も最初は普通のアウトドア雑誌だったような気がしますが 個性を出すためか他紙との差別化なのか コアさ加減が普通の人にはついていけないと思うのですが どのくらい需要があるのか・・・

    返信削除