この年末年始は天気も穏やかな日が続いているし、6日間どこにも出ないのもアレなんで今日はTARO先生と二人で豊後高田市まで足を延ばしてきたぞっ!
・・・発案はTARO先生なんだが、なぜ豊後高田チョイスなのか? 宇佐神宮は幕の内は人でごった返しているから近づきたくないらしいし 昭和の町も今更何を見るというものもないし・・・
しかもTARO先生から「あの辺はよく調べてないからよろしく」 と、いう謎メッセージが出発前日の夜に送られてくるし・・・これはどうしたものか・・・
とりあえず「くにさき六郷温泉」というのが気になっていたらしいが、これは最近 「おんせん県おおいた」の一環として売り出し中の 豊後高田市の個性的な温泉で 「花いろ温泉」「海門温泉」「夷谷温泉」「真玉温泉」「仙人湯」「蕗薹」の6箇所が対象となっている。
うち、「蕗薹」は宿泊者しか入れない旅館の温泉で、残りの5湯に関しては「湯めぐり手形」なんかを発行しているらしい。
まあ わしに関しては「花いろ」「仙人湯」「夷谷」は入湯済みなんで 本命は「海門温泉」だったんだが、コチラの施設は平日は午後二時からのオープンと言うことで他にウロウロしようと思えば時間的問題と場所ネックとなって断念。
・・・豊後高田って わし的には温泉はモチロン、トレッキングとか神社仏閣めぐりとか文化財めぐりとかを組み合わせればマニアックな散策もできるんだが、TARO先生にどれだけ受け入れられるかと言えば未知数だしなあ・・・まず「歩いて疲れるようなことはしない」と宣言しているし。
そんなこんなで とりあえずやってきたのがこちら、「スパランド真玉」。
こちらは「山翠荘」という「かんぽ」系列の施設で 単なる宿泊施設というより「里の駅」として地域住民の福利厚生施設という位置づけでもあるようじゃ。
前にこのエリアに来たときにも前を通りかかったことがあるんだが、その際はお客さんの車で駐車場がいっぱいだったし 見た感じがそんなにマニア心をくすぐる感じもしなかったんでスルーしてしまった経緯があるのじゃ。
・・・今回は消去法で選ばれた感じもある「スパランド真玉」なんだが 以前見た第一印象は今風のハイカラなイメージだったが 改めて見ると実に公民間的というか、いかにも「ザ・公共施設」という感じだな・・・最初に感じたあの抵抗感はなんだったんだろう?
まあ、他の夷谷や千人湯が よりマニア志向に振られている、といえば 其の通りなんだが・・・
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スパランド真玉・山翠荘
大分県豊後高田市城前156-1
泉質 :ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 PH 40.1℃
効能 :筋肉痛・神経痛・うちみ・くじき・慢性消化器症・慢性便秘・きりきず・やけど・痔症など
営業時間 :10:00~22:00 第2・4火曜休
料金 :300円
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もともとは宿泊施設なんで広々としているし ゆったりできる休憩所や食事どころも完備。ちょっとしたお土産コーナーもあったりするんでのんびりくつろげると思う。
肝心の浴室・温泉なんだが 意外と広々とした浴室にはメインの浴槽と寝湯・打たせ湯・ジャグジー・水風呂、そして露天風呂とサウナ。
この価格でサウナがあるのは さすがというかなんというか・・・ラジューム赤外線サウナとやらは温度が低い割に汗のよく出るタイプ。
露天は狭いが ちょっと趣に欠けるかな・・・まあ公共施設だと思えばこんなものか。
お湯に関してはおそらく循環だと思うが 毎日入れ替えをしていると言うことで鮮度は問題なし。一角に飲泉場があるんで味見をしてみたが やや塩味を感じるタイプ。もう少し濃い色を想像していたんだが やや黄味掛かっている程度でほぼ透明なもの。まあ毎日入るにはこーゆータイプのほうが適しているかな?
総評としては 敷居は低いしマニア度も薄いが よく温まるいいお湯だというのは確かだが やはりジモティ向けという感じはするかなあ?周囲の仙人湯や夷谷温泉、あるいは山香温泉のような強烈な個性は薄い分 気軽に入れるし なにより広々としてゆっくりは入れるというのは美点だと思うぞ。
このくらいのお湯でも個性が薄く感じるのは「おんせん県おおいた」の恐ろしいところだともいえるが この料金でこのクラスの温泉が山口県の近場にでもあれば 間違いなく通いつめてしまうだろう、と思わせる実力の持ち主だ、ということは言っておこうかのぅ。
ふふぅ~・・・
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