2016年6月14日

ミヤマキリシマ2016@くじゅう その1

6月第二週の土日休み・・・

毎年恒例のくじゅう・ミヤマキリシマ鑑賞なんだが、五月第4週の扇ヶ鼻トレッキングは 少々時期を見誤ったことと、雨天の中の強行登山ということで成果は散々だったわけだが、リベンジするには最後のチャンス、ということで 再びくじゅう登山にトライすることに。

他の人のブログを見る限り、ピークは先週だったみたいだが 話によると今年は10年に1度ともいうべきミヤマキリシマの当たり年で 尺取り虫被害に泣いた去年とは比べ物にならない見栄えなんだとか。

週末のたびに雨だとか休日出勤に泣かされていたが、どうも土曜日は天気は問題ないようだし やはりここは無理をしてでもミヤマキリシマを拝んでおくに越したことはなかろう。

問題は日曜日がまた雨予報、ということで 坊ヶつるキャンプを絡めたプランにするか、日帰りプランにするか・・・

ミヤマキリシマ的には やはり平治岳と大船山、あるいは扇が鼻になるんだろうが、前回は雨で景色は皆無とはいえ扇が鼻に登ったし、ネットの情報だと大戸越から北大船に向かう途中のオオヤマレンゲも鑑賞できるらしいんで 日帰りなら男池からソババッケを経由して平治岳~北大船、テント泊なら平治岳と大船山の縦走プランのどちらがいいかを金曜日まで悩んでいたんだが・・・

とりあえず日曜日も午前中は雨の確率が低そうだし、やはり年に一度は坊がツルと法華院山荘温泉に入っておきたいんで、天気に関しては見切り発車ではあるが テントを担いで坊がツルで一泊というプランをチョイスじゃ!



これはYAMAPのGPSログの記録なんだが、いったん坊がツルに向かい、そこにテントを張って荷物をデポし、大戸越から平治岳、そして大船山までを周回するのが今回のルートじゃ。

いつもは牧ノ戸の先の大曲から諏蛾守越・北千里浜を経由して坊がツルに向かうんだが、大曲からのルートは震災の影響で「自粛要請ルート」となっているらしいんで 今回はスタンダードな長者原からのコースをチョイス。

このコースは坊がツルまで高低差が余りない ファミリー向けコースなんだが、なんだかんだで使うのは一番最初にくじゅうに来たとき以来じゃなかろうか?

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金曜の夜に下関を出発して 日付が変わる頃に長者原の駐車場に到着。深夜にもかかわらず登山口前の駐車場は前泊する車でほぼ埋まっていたな・・・さすがシーズンで、しかも晴予想の週末じゃ。




朝 5時頃に目を覚まし 6時前に駐車場を出発っ!



ちなみに登山客の安全を見守る平治号は 先の震災の時にこの台から落ちてしまったらしいが 現在は元の場所に戻されて再び落ちないように足を台にずっぽりと埋められているぞ。

・・・イギーだったら自らの足を引きちぎって脱出したんだろうが さすがに4本すべて埋められていてはスタンドも使えまいのぅ・・・(´□`)



タデ原湿原を歩くのも久しぶりじゃ♪



湿原を抜けたところでポストに登山届を提出して、いざ 出発!!

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このコースも一か所、崩落個所があると聞いていたが、結局どこがそうなのか判んなかったな・・・

指山の登山道とか 三俣への登山道なんかは震災前から制限されていたと思ったが、坊がツルまではルートもしっかりしているし、高低差もあまりないコース。

ただし、足元は若干ぬかるんでいるところもあるし、2時間くらいはみっちり歩かされるから やはりメタボの中年男性には結構キツかったけどな・・・



このあたりの主役はそろそろミヤマキリシマからウツギにバトンタッチしているな。

ちなみに早朝の写真はやや暗くて何が写っているのか判んなかったんで明度を若干いじっているから かすれたような色合いになっているが勘弁してほしいぞ。



このコースは 原生林を歩いていくんだが、雨ヶ池までは特にイベント的なスポットもないんで黙々と歩いていくと・・・



ようやく空が見えて「雨ヶ池」に到着~♪



さらに進んで ようやく登山者のオアシス、坊がツルの湿原に到着じゃ。



いやぁ、本格的な登山はこれからなんだが なんだか疲れたな・・・



坊がツルから見る限り、平治の山頂付近はピンクに染まっているが 大船山は段原あたりにちょこっとピンクが見えるものの、三俣や他の山は全くミヤマキリシマの存在を感じないな・・・やはり少し遅かったかな?




さすがにまだテントも数張りしかない状態なんで テキトーな場所に陣を取ってサクッとテントを設営。
アタックザックに水とカップ麺、カメラと念のためにレインコートを仕込んで 身軽になって いざ平治岳へ!!





大船山から平治に向かう案も考えたが、大船山の登りコースはキツイのは判っているんで やはり下りに使うのが良かろう。

平治岳に向かうには、まずは大戸越まで行かなくちゃならんのだが、大戸越まではそんなに高低差があるわけじゃない。
まあ、足元がズルズルなルートで歩きにくい場所もあるし メタボの体にはどんなルートも堪えるのも確かだけどな・・・





坊がツルから歩くこと約一時間、目の前に平治岳の山塊が現れると 平治岳と北大船山、ソババッケと坊がツルとの交差点となる大戸越に到着~。

やはりピンクの山肌を見ると 「あそこまで行かなければ」という欲求に駆られるのぅ。



ここからいよいよ平治岳登山道を登っていき ミヤマキリシマとの出会いとなるわけだが 画像が多いんでレポは何回かに分けてお送りすることにするぞっ!

続くッ!!

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