2016年4月25日

石仏参り@足摺山①

当初の予想を無視して降水確率0%となった日曜日・・・

前日の寂地山トレッキングでフクラハギがパンパンだが、せっかくの晴天の休日に「何もしない」というのは もはや犯罪であろう・・・

てなわけで 近場でお手軽な登山ポイントとして前々から気になっていた 萩市田万川エリアの「足摺山」などを散策してきたぞっ!今回はそのレポじゃ!!


田万川と津和野を結ぶ県道306号、弥富小川線の上小川東分、「開作」という集落が足摺山の場所だが、地図にもその名前が載っていないというマイナーな存在じゃ。

なんでも山口県の里山に付いて記した金光先生著の「防長山野へのいざない」には記載されているが わしもその存在を知ったのはつい最近のことだったりする。しかし小川地区の小学校では昔 遠足のルートとしてこの山は登られていたんだとか。



と、その前に 少し手前にある「猿屋の滝」とやらを見学・・・



大河ドラマ「花燃ゆ」、世界遺産、そして次に萩市がクレクレタコラのように「クレクレ~」と節操なく欲しているのが「ジオパーク認定」だったりする。

もちろん観光に生かそうということだと思うが 大河にしても世界遺産にしても「もらったらそれっきり」という感じで後世にどう伝えるか?とか 観光にどう生かすか?ということまで考えてないような気がして仕方ないんだが・・・



まあ、それはともかく ジオパークの核となるのは萩市笠山と須佐のホルンフェルスなど「阿武火山帯」絡みのスポットだろう。

田万川エリアにも「畳ヶ淵」とか「龍鱗郷」とかあって この「猿屋の滝」も 火山活動が作り出した見事な柱状節理の断崖絶壁が見どころなわけだ。いちおう「龍の通った道」というコピーも付いているぞ。



わしはてっきり柱状節理の絶壁を「滝」に見立てたもの、と思っていたが 岩壁の横に細い滝があって もしかしたらこれが「猿屋の滝」なのかもしれないな・・・



 猿屋の滝から田万川方向へ少し進むと「開作橋」が現れる。



これを渡ると一軒の民家がある。
民家の裏に聳える山の頂上付近を眺めると 岩場の尾根になっているのがわかるが この山こそが「足摺山」で この岩尾根部分は山の中核をなす「36体の石仏」が鎮座している いわば足摺山最大の見所というわけだ・・・(´ー`)








橋を渡るとすぐに登山道入り口があるんで 開作橋さえ辿り着けば迷うことはないと思う。



森に入ると海老根があちこちで花を咲かせていたが たぶん野生種ではなくて栽培しているんじゃなかろうか?





海老根を拝むのも今年初だな・・・(´ー`)



こちらも今年初のマムシ草。



土砂崩れがあったのか 登山道もだいぶ崩壊しているな・・・
一番最初がやや判りにくいが 右手に登っていく斜面があるぞ。



つい最近、山道開拓団のN団長が取り付けたというロープがあるんで 腐葉土に足を取られないように慎重に登って行くと・・・



最初の石仏がお出迎え♪

そうとう年季が入っているようで 仏様の姿は風化してよく判んなかったな・・・



要所要所にテーピングやロープがあるが 目立たない布で付けられた道しるべもあるんで こちらも何気に役に立つんで見逃さないように。



さて、この足摺山の登山ルートなんだが 基本的に雑木林の急斜面をズルズルと足を取られながら登っていくコースとなる。



スタート地点は標高100M程度だと思うんで 高低差約200Mのお手軽山行なんだが、意外としごかれるぞ。

ただ、ルートはそんなに登山者は居ないと思うが 案外と踏み込まれていて比較的判りやすいと思う。



ヒーコラ言いながら ようやく尾根分岐に到着~♪

これを右に進めば足摺山の山頂、左に進めば石仏が鎮座する痩せ尾根なんだが とりあえず頂上を踏んでおこうかの・・・





そんなこんなで足摺山山頂(326M)に到着~♪



雑木が思った以上に成長しているし 霞がかかっていてあまり展望は拝めないが うまくすれば高山なんかも拝めるらしいが・・・

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さて、とりあえず頂上は拝んだが、いよいよこの足摺山のハイライト、石仏の鎮座する岩尾根に向かうぞっ!

写真が多いんで今回は2部形式じゃ!!
続くッ!!くはっ!

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