2016年4月15日

志都の岩屋



さて、犬伏山に向かう途中に見かけて気になっていた「志都の岩屋」なる看板・・・

まったく予備知識がなくて散策する時間も余り無いのは判っていたが どうにも気になったんで下山後にちょっと立ち寄ってみたぞ。



岩屋というからには山岳信仰絡みの一品だろう、ということは想像していたが、山一つにいろんな巨岩が点在しているスポットのようだな。

頂上の「弥山」まで登るのは時間が読めないし、メインの「鏡岩」は神社のご神体らしいんで とりあえずそこだけでも拝んでいくことを目標に、いざ 散策ッ!!

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んで、幹線道路から約1キロほど入ったところにある こちらが「志都岩屋神社」参道。



「大汝少彦名のいましけむ志都の岩屋は幾世経ぬらむ」・・・と万葉集に歌われた古地だそうだが、確かに雰囲気はあるぞ。



本殿はこんな感じで、裏に回ると・・・



こちらがご神体の「鏡岩」。本殿がこれに直結するように建てられていることがわかる。



鏡岩の足元には「志都の岩屋薬清水」なる 万病に効くという名水が湧き出ている。



鏡岩の横から遊歩道が延びていて 巨岩の数々を巡ることができる。 
散策前に「薬清水」を有り難く一杯 口に含んで、岩屋の数々を見学しますか・・・



足元にはあちこちにショウジョウバカマが咲いていたが 今年初めて山野草らしいものを拝んだような気もするな(´ー`)



さっそくいろんな巨岩があちこちに鎮座しているが いちいちメモを残してないんで どの岩にどんな名前が付けられていたのか覚えてないぞ・・・



意外と山そのものは規模が小さいのか 狭い範囲に巨岩が点在していて 案内板に書かれていた一通りのものは小一時間の散策で回ることができる。頂上の弥山は今回は断念したが 往復で1時間もあれば辿り着けたんじゃないかな?



帰ってからネットで調べたら 展望もそこそこ得られるようなんで 頑張ってトライしておけば良かったかな・・・




こちらは神社の下にある「くぐり岩」。
下に水が湧き出ていて とてもくぐる気にはなれなかったがな。



景観そのものが珍しく 天然記念物に指定されているそうだが、やっぱ土地柄か神話絡みのエピソードにも「いかにも」と思わせるものがあるし、遊歩道もそれなりにちゃんとしているから 手軽なハイキングコースとしては面白い存在だと思うぞっ!

(゚Д゚)クワッ!!

2 件のコメント:

  1. 漏れ聞こえるところの出雲神族(王族)の末裔による秘伝では
    往古、出雲帝国は2つの王家が歴代主王オホナモチと副王スクヒコを交代で歴任する慣わしだった。
    平和に時代が進む中、第8代オホナモチ、ヤチホコ、同8代スクヒコ(副王)の八重羽都美の時に突然変事が起った。
    突如渡来した徐福(天火明命/二度目渡来時にはニギハヤヒ命を号した)一味らにより先ず、ヤチホコ命が幽閉され殺害された。(ホヒが主導)
    ほぼ同時に八代副王スクヒコで有った八重羽都美命(後々、子孫らにより事代主命~大物主命に祀る)も巧妙な手口で誘引してシズの窟に幽閉。死亡させた。
    神話の大国主命はこの八代ヤチホコ命らを念頭としているらしい。上記の故に祟る訳です。
    因みに、上↑で述べた様に両王家共に歴代主副を歴任していたため、いわゆる大国主であり少名彦でも有った。
    先代(八代)らが謀殺された事により、出雲帝国の祖法に則りスクヒコ(副王)の息子の(トミ/トビ家)鳥鳴海命が第9代オホナモチに就任。

    侵略者らとの共生を嫌い大和(畿内)の葛城地方へ移住した。云々。

    シズの窟で謀殺された事を伝える為?スクヒコ=少名彦命にシズのイワヤの神。シズキの神と奉呈したのではないか?
    因みに潮岬にもシズの窟が有って少名彦命を祀る。
    粟島神をまた、シズキ神とも奉り、また手間天神さまと奉る
    例えば淡路島の志築地域はこの志築神社に由来。
    志築神社の周辺は天神地区。静御前の一族の領地だった。

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  2. ども、コメントありがとうございます。
    むむぅ~、神話は名前を聞くだけで頭がこんがらがりますが 島根周辺はいたるところにこのような神話の舞台が点在しているんで ストーリーと照らし合わせて散策すると より面白いと思います。

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