2016年1月19日

2016 新春ツアー⑥ 高良大社~耳納スカイライン



高良大社は古代から筑紫の国魂と仰がれ、筑後一円はもとより、肥前にも有明海に近い地域を中心に篤い信仰圏が見られる。厄年の厄ばらい・厄除け開運・延命長寿・現代では交通安全のご利益でも名高い。また芸能の神としての信仰もある。
社殿は国の重要文化財に指定されており、神社建築としては九州最大の大きさである。



・・・と、いうわけで 水天宮の次にやってきたのは久留米市の東、高良山に鎮座する高良大社。



筑紫国一の宮という位置づけらしいが わしは初訪問で、世間一般的には水天宮よりこっちのほうが規模はでかいし有名なんだろうな。



ただ、ご自慢の重要文化財・本殿・幣殿・拝殿は「平成の大修理」の最中で 拝めないということは知らなかったぞ・・・(゚ーÅ)



大社のある この高良山そのものが山城のような作りになっていて 車で神社まで登ってくると山をとりまくように所々で神籠石の史跡が点在しているのが見える。 神社そのものの歴史はかなり古いことがうかがえるわけだ・・・



とりあえず、神の使いであるという「なで烏」とやらを念入りになでさせていただいて、と・・・(´ー`)



境内そばにあるご神木の大楠。福岡県指定の天然記念物で樹齢は約400年くらい、なんだそうな。



たしかにこれは立派な一品じゃのぅ・・・

ハッ∑(゚ロ゚〃)









こここここ、これはっ!!



解説板も何もないから詳細は不明だが、これはやはりアレの神様だろうな・・・
まったく、油断も隙もあったものじゃないな (´ー`)フフフ・・・

横に置かれているシャコ貝が何を意味するものかは不明だが、今年もこういう神様との出会いが多くありますように、よく手を合わせておこう♪

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さて、この高良山から鷹取山まで 山頂と尾根を結ぶ約16kmのコースは「耳納スカイライン」と呼ばれる 絶景のドライブ・ハイキングコースになっていて 尾根からは両サイドに筑後平野、北に宝満山、背振山系、はるかに有明海や雲仙までも望むことができる。

わしも話は知っていたが実際に走ったことはなかったんで、今回は絶好のチャンスだと思っていたわけだ。



ホントはバックパックで歩いてみたい、という気持ちもあるんだが、今回は時間も体力もないんでサクッと車を流すだけ流してみようッ!!



・・・と、その前に 高良山山頂展望台からすぐの所に高良大社の「奥の院」があるらしいんで まずはそっちをチェックしておこう。





こっから5分くらい歩けば 目的の「奥の院」じゃ!



いちおう これが高良大社発祥の社らしい。毘沙門天を祀っているらしいが まあ、どんなものか分かっただけでも良しとしよう。



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で、ばびゅーんと車を走らせて まずは耳納山展望台へ。



わしのイメージとしては 尾根道を進むのだから 万里の長城のように延々と細く切り立った崖の上を走らせる絵が頭に浮かんでいたが 正直いうと各山の展望台以外は景色はそんなに望めないぞ。(歩いて縦走する場合は景色が違うかもしれないが)

まあ、そんな絵本のような絶景が続くルートであれば いくらなんでもCMとか写真なんかで紹介されて世間にもっとアピールされて 行ったことがないといっても全く知らない、ということもないんだろうけどな。(そんな絶景なら通行料無料ということもないだろうしな)





発心山山頂(697.5M)は難攻不落の発心城址
秀吉の九州征伐の際に落城したんだとか。



最後はかんかけ峠を越えて鷹取山山頂(802.1M)。



さすが耳納山系最高峰・一等三角点の大絶景じゃ♪



この鷹取山も発心山もヤマケイの分県登山ガイド「福岡県の山」に記載されているんだが、やっぱ頂上まで道路がつけられていて車でラクラク来れると思うと登山意欲をそがれるなあ・・・

ただ、鷹取山には頂上にテント設営に適したようなスペースがあるのは心にちょっと引っかかったけどな。

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本来ならここから星野村方面に降りて山里を散策してみたいところだが、先に書いたように今回は時間がないんで来た道をそのまま高良大社へ戻ることに。

2日目AMの散策もひと段落したんで どこかで飯でも食わねばのぅ・・・(´ー`)


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