2015年10月27日

紅葉を求めて大神ヶ岳~赤谷山縦走①

10月最後の週末連休となった24日・・・

今年の紅葉は例年に比べ気持ち早い、という話も聞くが くじゅうあたりは数年ぶりとも言われるほどの紅葉の当たり年ということらしい。

てなわけで当然のように紅葉目当てのトレッキングなどを計画していたわけだが、今回は下山後に芸北の二川で友人達とキャンプのために合流する、ということもあったし、今の時期に近場で紅葉を見ようと思えば やはり中国山地の1000M級の山が良かろう、ということで ターゲットは匹見峡のエリアに聳える「大神ヶ岳」「赤谷山」に決定。

実はこの山は5年ほど前に一度登ったことがあって、そのときは4月でまだ新緑が出始める前の 葉の無い状態の木々が立ち並ぶ状態だったが 「立岩」と呼ばれる大岩から俯瞰する谷の素晴らしい光景が印象に残っていて、「葉っぱがない、ということは見渡す範囲は広葉樹ということだし その状態でこのレベルなら紅葉の時はさぞかし凄いんだろう」と思っていたのじゃ。

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朝7時に萩を出発して 益田のスーパーで昼飯の調達。なんだかんだで10時前に匹見の町に到着。



匹見支所のあるエリアから少し津和野よりに進み、県道42号の匹見~吉賀線で三笹集落へ。

・・・そういえば5年前にココに来たときも この看板に書かれている「つむぎ峡」の存在が気になったが・・・ちょっと調べたら つむぎ峡は「つむぎ滝」なる滝があるようだが、沢登りでもかなり難易度の高いスポットらしいから シロウトの単独行は無理っぽいな(´□`)



これは帰りに撮ったものなんで影の付き方が逆だが、こちらを左折すると登山口に向かう三坂八郎林道に入る。



この林道は舗装はしっかりしているし川を眺めながらの景観も素晴らしいが 対向車が来たら困りもののタイトなコースじゃ。



林道から眺める赤谷山の「立岩」。これからあそこに向かうわけだ・・・



しばし車を走らせて、カーブのところに鳥居が見えたら登山口到着。
車は空き地に数台ほど駐車可能だが ベストシーズンにも関わらず わし以外に登山者は居ないようだな・・・(-_-;)



今回目指す「大神ヶ岳」には山頂手前に三坂大明神、その手前に山葵天狗社という2つの社があり、登山道は参道と兼用じゃ。



ゆえに道はしっかりしているし迷うことは無いぞ。



じゃ、熊鈴もしっかり装着したし、さっそく登りますかッ!!

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以前の記憶ではブナの自然林の印象が強かったが、大神ヶ岳の登山道は頂上直下まで延々と植林地帯を歩くことになる。「こんなに植林地帯が続いたか?」というくらい広いが 参道はぐいぐいと高度を稼ぐんで 10分くらい歩くと息も荒くなるぞ・・・



最初のチェックポイント、「平岩」なる巨岩に到着~♪



登山ルートは一直線だが この説明版は明快かつ簡潔で判り易いな。





紅葉は早いんだかまだなのか・・・ただ、ブナは割と痛んで落ちている状態のものが多かったような感じか。



25分くらい歩いて巨岩が目立ってくると「山葵天狗社」の小さい祠が。



祠の中には見たまんまのご神体が・・・

この天狗社の周りには一息つけそうな適当な岩がいっぱいあるんだが、頂上はすぐそこなんで頑張って進もう。



「潜り岩」を潜って・・・



巨大な岩の下に三坂大明神の祠が。

この後ろの岩が頂上のご神体になるんだが 岩の上には左に進み分岐から登る。右からでも岩を一周ぐるっと回って同じ場所にくるんだが、岩の大きさを知ろうと思えば左に進むのも良いかも知れん。



そんなこんなで 大神ヶ岳(1177M)山頂に到着じゃ!!



けっこう不自然な植林の緑が目立つが やや霞があるのが惜しいな・・・でもまあ 素晴らしい光景であるのは間違いあるまい。



ちなみに頂上の大岩は20Mくらいはありそうなんで 足を滑らせたらただでは済まないぞ。



スマホのリモコンアプリを駆使して撮影した図。

おまかせモードではリモコンが使えない、ということに気付くまで 「なぜ写らない?」と カメラと岩の上を何度も往復することになろうとは・・・こんな写真を数枚撮るためだけにカメラとスマホの電池残量がどちらも1目盛りほど減ってしまったな・・・(´□`)

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ここで梨などを齧りながら大休止を済ませ、時刻は昼前ではあったが 昼飯を頂く場所は別に目星をつけているんで サッサと次に進むぞっ!

続くッ!!

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