2015年8月26日

炭酸美肌温泉・らんぷの湯 花園店

さて、先週末に大分で催されていた「進撃の巨人展」に行ったときの話なんだが、そういえば車中泊をしたあとに寝起きにサッパリするために 温泉に立ち寄ったことを忘れていたんで 備忘録的に書いておこう。

山口から大分に遠征に行く機会も多いが 別府やくじゅう、あるいは由布院、国東半島、豊後大野なんかは回数を重ねても 正直、大分市や臼杵、佐伯方面ってあまり行く機会もなかったりする。

特に大分市は県庁所在地でありながら 数えるほどしか足を踏み入れてないエリアなのじゃ。臼杵・佐伯に行くなら高速を使うか竹田方面から入るか、10号線を使うならほぼ夜間に通り過ぎるだけになってしまう。

理由はいろいろあるんだが 単に人が多く道が混むから、というのが やはり一番の理由になるのか・・・

温泉目当てに行くなら どうしても手前に別府・由布院があるんで 大分市にたどり着く前にのぼせてしまう、というネックはあるんだが、実は大分市は それほどメジャーではないが ツウ好みの渋い温泉がけっこうあったりするわけだ。わしもいつかは本腰を入れて大分市のジモティ向け銭湯を巡ってみなければ・・・とは思っているんだが・・・


で、今回利用したのは 大分市花園にあるスーパー銭湯、「らんぷの湯」

前回 大分市に来たときも ジモティ向け銭湯には入らず「明野アサヒ温泉」なるスーパー銭湯に入った記憶があるが、大分市にはこのような施設充実のスーパー銭湯がいくつかあって 基本的にどこも福岡・北九州圏内、あるいは山口県あたりのスーパー銭湯に比べて異様に安く、そのくせ泉質もそこそこマニアックだったりするわけだ。

あと、営業時間が週末は24時間営業だったりすると、下関を深夜に出て 下道の10号を進んでいくと 別府あたりで車中泊して 寝起きの早朝に朝風呂を入るには すこぶる利用し易い。ある意味 必然のような気もするが そんなわけでジモティ銭湯にも後ろ髪を引かれる思いだが、スーパー銭湯もまた魅力的なわけだ。サウナもあるしな。




*******************

炭酸美肌温泉 らんぷの湯 花園店

大分県大分市花園12組
泉質 :塩化物・炭酸水素塩泉 PH未調査 源泉温度未調査
効能 :きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、神経痛など
営業時間 :12:00~翌9:00 土日祝24時間営業
料金 :380円

*******************

「らんぷの湯」は(株)コシダカホールディングの経営する「まねきの湯」チェーン店舗の一つ。


グループ経営のスーパー銭湯らしく カラオケ店、からあげ専門店なども敷地内に有り 店内にはゲームコーナー、お食事処、休憩室も併設。別料金で岩盤浴、整体なんかのコーナーもあって まさに娯楽施設としてのスーパー銭湯そのものじゃ。


浴室内はさすがに撮影できなかったが こちらは脱衣所。


「レトロ」がテーマになっている演出で 昔懐かしいポスターが貼られたり


スナックコーナーもこんな風に駄菓子屋風な作りになっている。

浴室の設備もそれほど新しいものでは無さそうだが、別にこの演出だから、と言うことではないと思う。でもまあ 設備が古くてもテーマが昭和なら別に良いか、と思わせるものはあるかな?

浴室内部は階段で傾斜が付けられていて 入り口からすぐの最下層には炭酸水素塩泉の注がれたメイン浴槽。こちらは意外と小さくて数名程度の利用でちょうど良いくらいの広さ。
あと、一人用くらいの薬湯と洗い場、そしてドアを開けて外に出ると申し訳程度の露天風呂&寝湯。

その上に一人用のジャグジー浴槽が3つと どういう効能か知らないがゲルマニウム風呂と休憩用に横になれる畳エリア。

さらにその上の階層に登ると 乾式とミストと冷風という3つのサウナ&水風呂が。

浴槽はどれもスーパー銭湯にしては小さいものだが、なんせ種類が豊富。タオルや髭剃りは当然 別料金だが、ソープ類が常備されてこれだけの施設で380円と言う価格は さすが「おんせん県」を名乗るだけのことはあると思う。山口県だと普通の浴槽一つしかないような銭湯でも420円が基本価格だからなあ。

お湯は「天然温泉」を名乗るだけあって ややセピアがかったモール系の炭酸水素塩泉。
こーゆー施設だから循環利用だろうし 高濃度炭酸泉のような泡付きは感じなかったが それでも成分の濃い なかなかの一品だと思う。

客層はジモティがメインだろうし、今回のような早朝利用だと夜勤明けの労働者とか 優雅に朝風呂を楽しめご老人とか 「見るからに怪しそうで 普段何をして生計を立てているのか?」と思うようなお客さんばかりで 正直 観光客やツウ好みのジモ専や鄙び系を好む温泉マニアにはそれほどウケが良い施設とは思えない。 しかしながら わしは何気にこの雰囲気は好きだし、妙に小奇麗でないところも気兼ねせずに利用できるし、泉質の濃さも含めて けっこう感服してしまったぞ。

特にステンレス製の冷却まくらが良かったな・・・(´ー`)

*********************


瓶のHI-Cなんて まだメーカーが生産しているんだな・・・(-_-;)

0 件のコメント:

コメントを投稿