2015年5月28日
なかま温泉
下関に戻る前に 昼間の車中仮眠で汗だくになってしまったこともあるんで 再びサッパリしようとやってきたのは 耶馬溪の道の駅「やまくに」の隣に位置する「なかま温泉」。
目立つ位置にあるんで存在は知っていたが 入浴は今回が初めてじゃ。
てっきり道の駅併設の入浴施設かと思っていたが、単に隣接するだけで元々はジモティの組合員専用の共同湯だったりする。
泉質の良さが評判となって 多くの人に楽しんでもらおうと一般解放された経緯があるらしいが、「なかま」というのは地名の「山国町中摩」と組合員仲間が力を合わせて掘り当てたという「仲間」の両方の意味で平仮名表記にしているんだそうな。
ちなみに看板には「ほたるの湯」と「河童の湯」の表記があるが これは男湯と女湯の名前かも知れないな。どっちがどっちなのかは不明だが。
残念ながら他にもお客さんが居たんで こちらは中津耶馬溪観光協会HPよりの無断借用。
造りは石造りの浴槽が一つとカランのみという実にシンプルなもの。共同湯なんでシャンプーなどのアメニティは無いが お湯そのものが贅沢の極みなんで むしろこの方がわしは好感が持てるぞ。
スタンダードと言うか 道の駅の隣という立地条件なら 平成20年の改装の際に金儲けに目がくらんでもう少しゴチャゴチャしたものになってもおかしくなかったとは思うが そうしなかったのは流石「おんせん県」を名乗る大分県らしい 温泉に深い理解を持っている土地柄ならではの判断で 昔ながらのシブい施設と比べても温泉マニアに受け入れられる正統派だと言っておこう。
お湯はやや加熱されているらしいが PH8.97は九州第二位のヌルヌル度を誇っている。 その源泉を結構な流量で掛け流しで使われているが ココの温泉の素晴らしいところは飲用可能だということ。
山口県にもPH9を越える温泉はいくつかあるが、フッ素なんかの関係で飲用できる源泉は パッと思いつくのは俵山くらいで意外に少ないからなあ。
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なかま温泉
大分県中津市山国町中摩3485-1
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH8.97 38.5℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節炎・五十肩など
営業時間 :11:00~21:00
料金 :300円
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