2015年5月13日

しゃくなげ群生地@江舟岳 2015




さて、GWの余韻も覚めやらぬ五月第二週の日曜日・・・

GW前から体調もイマイチな状態が続いていたが、天気もいいしちょうどシャクナゲの噂もチラホラ耳にしだしたんで、萩市川上の江舟岳のシャクナゲ自生地まで出向いてきたぞっ!

このシャクナゲ自生地は2009年に行われた「山道開拓団」の謎ボランティア活動に参加して以来の訪問となるが、しばらく行ってないんで道を忘れてなければいいが・・・



萩から進むと長門峡の手前にある湯の瀬トンネル手前で左折、蟹廻滝のある川の谷沿いを進んでいくと辿りつく江舟集落。



集落入り口の小橋の傍に数台の駐車スペースがあり、ここから林道を進む。



しばらく進むとまた数台が停められるスペースがあって こちらが登山道入り口。



ちなみに林道を終点まで進んでも登山道があるが、こちらは最近開拓されたルートらしく案内板もしっかりしているから判りやすい。 ただ 前回は手前の登山道から入って新ルートは知らなかったんで 今回は下山時に利用させてもらったぞ。

いずれのルートも中国電力の送電鉄塔整備道なんで 歩きやすいとは思う。ただ シャクナゲ自生地や江舟岳山頂はルートから少し外れたところにあるから注意されたし。

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基本的に雑木の中を歩くルートなんで景色はないが 送電鉄塔周辺は開けているんで 休憩や昼食はココで一服するのが吉じゃ。



シャクナゲ自生地は第10鉄塔と12鉄塔の中間にあるが 中電の作業道をそのまま歩いて11番鉄塔に行ってしまうと迷ってしまうので頂上への分岐地点を間違えないように。



ちなみに わしはまんまと間違えたが、迷いながらもなんとかシャクナゲ自生地へ到着~♪



この看板をココまで担ぎ上げて設置してから 早6年か・・・(´ー`)



山道開拓団・団長N氏のブログに拠ると 去年はまぶりつくくらいの大量の花が付いていたそうだが 今年は裏年らしく花の数は少なめ・・・



シャクナゲもかなり成長して雑木と化しておる・・・(・ω・)



花を愛でながら食事、という雰囲気でもなかったんで とりあえず頂上を踏んで鉄塔あたりで飯を食うことに。



こちらが送電線作業道から赤テープの目印に従って進んだところにある江舟岳山頂(600.4M)三角点。
残念ながら展望は皆無。



コンクリートの建造物は中電の資材置き場か何かとして使われていたんだろうか?



景色の良い12番鉄塔の広場にて昼食を。
正面に見える開けた台地は むつみの平蕨台だろうか?

ここで 登山途中に出会った山口市の山岳会メンバーの方々と一緒に昼食を取ったんだが わしが次の目的地「塔の岩」に行くことを話すと一緒に行きたいと言われたので ここからは行動を共にすることに。
この日はシャクナゲシーズンの週末ということで 土曜日に雨模様だったこともあるんだろうが わしと山口市の山岳会グループが8名、下山道でN氏率いる北浦自然観察会のメンバーと出会って 十数名が登山をしていたということか。
正直言って江舟岳でそれだけの人数が一堂に会することなど 今の時期しかないことだと思うぞ。



下山ルートは第12番鉄塔からそのまま下って 林道終点に向かう通称「北登山道」。
コチラのほうがルートは長いと思うが なだらかな下りが延々と続くんで下山に使うには向いているんじゃないかな?道も基本的に作業道なんで迷うことはない。



マムシ草のボディに武蔵鐙の花を合体させたようなスタイルのナンゴクウラシマソウ。ベロンと舌のようなものが花から出ているが これが釣竿に見立てられて「ウラシマソウ」と呼ばれているんだとか。



耐加重200kgの簡易鉄橋を一人ずつ渡り・・・



この川上エリアの山中って けっこうな数でエビネやラン類が自生している。



あまり大っぴらに紹介したくないのは こういうものって知られると必ず盗掘しようとする輩が出てくるからなんだが、確かに見ていても和むとは思うが 自然に生えているのが美しいんであって園芸種にはあまり興味のないわしなどは 人の目を盗んで持ち帰ってしまう心理がわからないし 売られていても買いたいとも思わないんだが・・・



とりあえず わしのブログにいかほどの影響力があるかは不明だが この江舟岳は私有地なんで 登山道は開放さえているが盗掘は明らかな犯罪だということは釘をさしておこう。



そんなこんなで 今年の江舟岳のシャクナゲはこんな感じだが、この後は続いてもう一つのマル秘スポット、「塔の岩」に向かうことになるぞっ!くはっ!!

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