さて、第4の山ノ神を見学したあと 神の森から出てきた我々の前に 一人の謎のオッサンが現れたぞ。
なんでも 渡船から降りてきた我々が 蓋井丸の船長さんから車を借りている様子を見ていたそうで、観光客が珍しいのか「ヒマだから」という理由で山ノ神散策の道案内を買って出てくれたぞ。
もちろん このオッサンとは面識が無いし 何者かは誰も知らないんだが・・・「島はヒマなんだろうな」と妙に納得してしまったし 折角なんでご好意に甘えてガイドをお願いしたぞ。(いいのか?)
「歩いて登るのは大変だけど 車ならすぐだから」、ということでやって来た蓋井島灯台。
林道の終点にちょっとした駐車場があって 鳥井をくぐって進んで登ると風車跡の残る金比羅山。
駐車場からそのまま森を歩いていくと蓋井島灯台に辿りつくらしい。 金比羅様は山登りらしいんで今回はパスして、前を進むオッサンのあとをついてテクテク進んでいくと・・・
こちらが蓋井島灯台。
明治45年に韓国との航路を結ぶ関釜連絡線の要望を受けて点灯されたコンクリート灯台で 現在は本土からケーブルで電気が供給されているらしいが 当時は日本初の風力発電式の一品なんだとか。
これは港から撮影した蓋井島灯台。
残念ながら灯台は入り口を鉄門で閉ざされていて 仮に入れたら大海原を望む絶景らしいが 景色は全然なかったぞ。景色を望むにはやはり風車跡のある金比羅山に登るほうが良さそうだな。
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んでもって、次にやって来たのは「二の山ノ神」。こちらには水の明神様が祀られている。
1・2・3の山の神様はまとまって存在しているんで比較的苦労は無いぞ。
こちらが「二の神様」。
こちらには神様への慰めモノとして奉納されたサウザント・サニー号らしきオブジェの残骸が・・・
続いて「三ノ神」。
さらに林道を進むと「四ノ神様」
ぬぅ・・・(-_-;)
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朝一番に来て 昼の便で帰ろうと思えば 相当に気合を入れて歩き回らねばならんと思っていたが、今回は車がチャーターできたんで10時頃には4箇所全てを回ることができたぞ♪
ついでに諦めていた灯台やエミュー牧場も見学できて 成果は上々と言えるだろうな♪
想定外に時間が余ってしまったんで 船便の時間になるまでプラプラと港周辺を散策することに。
ひじきかな?
こちらは八幡宮。
高台にあるが景色はそんなに良くないな・・・
島の猫は人に馴れているようで 近づくとそっぽを向いて逃げてしまうな(´□`)
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さて、島の定期船の出発時間は12時10分だが、何か勘違いして12時30分だと信じ込んでいたんで ビミョーに遅刻して我々が渡船場に着いたときには離岸して出発してしまったぞ(゚Д゚)
まさかの乗り損じ・・・!!これは夕方の便までどうやって過ごそうか・・・と、途方に暮れていたが 我々が渡船場でボーゼンと佇んでいる姿を船長さんが気付いて なんと引き返してくれたぞ。
「知らない人だったら絶対戻らないけどね~」・・・と船長さんがおっしゃっていたが、いやいや、一度出発した船を引き戻してしまうとは 我ながら自分のコネの強さに驚いてしまったな・・・感謝感激雨アラレじゃ!!
乗組員さんにはもちろん、他の乗客の皆さんにも大変な迷惑をかけてしまったんで客席には居づらく、人目を離れてずっと甲板で過ごしていたが、なんとか本土帰還に成功!
いやぁ~、最後の最後に大ドジを踏んでしまったが なかなか充実した島旅にはなったんじゃないかな?
わしは釣りをしないからアレだが、機会があれば民宿でも泊まって、灯台のある金比羅山や旧日本軍の砲台のある最高峰・大山、ルートは無いらしいが形の良い乞月山なんかも登ってみるのも面白いかもなあ。
ふふぅ~・・・
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