2015年2月2日
猫寺・雲林寺
萩市・旧むつみ村エリアにひっそりと佇む臨済宗のお寺、「雲林寺」。
ここは「千体地蔵」なる文化財があることで有名な場所なんだが、最近はもっぱら「猫にまつわるパワースポット」・・・すなわち「猫寺」として知名度を上げているようじゃ。
実は以前、ここでは住職の発案で「酵素風呂」なる趣向が有って わしはそれを体験しに来て以来だから 今回が2度目の訪問だったりする。
酵素風呂は入浴できる状態にするまでに手間が異様に掛かるんで 今では一般開放はされなくなったようだが、その代わり「猫寺」としての知名度がどんどん上がってきて そっちのほうで訪問者が増えているようだな。
寺の裏手に広々とした駐車場が作られていたが、ツアーバスの駐車エリアまで確保されていたのには驚いたぞ・・・
前回来た時はこれほど猫まみれになる要素など全然感じなかったのに 我々が来てから数年の間に一体この寺に何があったんだ?
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何処に猫が隠されているか 全く油断できない猫オブジェの無法地帯となっておる・・・(´ー`)
この樽で作られたお堂の中には猫みくじが売られているが、取って付けたような屋根の肉球にも注目だな。
では いよいよ本堂に上がらせて頂こう・・・
ちなみに なぜココに猫が集められているかというと、以前、このブログで天樹院墓所を紹介したときに 萩に伝わる「忠義の猫」の話をちょこっと書いたが、ここはその天樹院の末寺になるんだそうな。
したがってココに「萩にゃん」のオブジェが置かれている事に何の不思議も無いんだが、
(´・ω・)・・・。
ちなみに寺のあちこちに点在しているチェーンソーアートのオブジェは 最近 県内の観光スポットで見かけることがあるが、全米コンテストでも優勝実績もある林隆雄氏の手によるもの。
正直 想像以上にオブジェの数が多いんで デジイチを持ってこなかったことを後悔したな・・・
あとで調べたら このボスキャラのようなオブジェは 自分の体の悪い部位を触ると御利益があるんだそうな。
確かに面白いけど 何かが間違っているような気がしてならないな・・・(-_-;)
むぅ・・・唸り声しか出てこないぞ・・・
かつおだし風味の線香なんだそうな・・・
仏壇の線香に猫が寄ってきたら それが火災の原因になりそうな気がするのは わしだけか?
誰得な商品なのかイマイチよく判らないが、相当ニッチな需要しか無さそうなのに製品化されているのが凄いと思ってしまったぞ。
こちらは猫絵馬。
自分で好きなように顔を書いて奉納するシステムらしい。
「帰猫符(きみょうふ)」。
この寺オリジナルのアイテムで 迷って家に帰ってこなくなった猫を呼び戻すためのお祈りとして使うらしい。
何故そんなアイテムを買う?TARO先生よ・・・(-_-;)
最後は奥の間。ここにも博物館さながらに猫に関するアイテムが多数展示されている。
よくお寺なんかにある「人形堂」は 子供や水子の霊を祭ったという部屋で どこか不気味な雰囲気に溢れているが、ここはどうみても単なる趣味で集められたアイテムばかりなんで そういう雰囲気は皆無。
と、いうか 猫目小僧とかキャットウーマンとかサザエさんのタマとか マニアック過ぎだろ・・・(´ー`)
猫に関連するキャラクターなら無条件で展示されるようで 玄関に置かれたジバニャンが普通すぎて 全然インパクトが残らなかったぞ・・・
(゚д゚) こんなの何処に売ってるんだ?
・・・てなわけで この雲林寺、ホンモノの猫が一匹くらい居ても良いような気もするが 猫好きにならばなかなか楽しめるスポットじゃ♪
門徒でなくても気軽に見学できるんで 興味のある人は立ち寄ってみてはいかがかな?
BARAさん、御疲れです。
返信削除猫寺>実はTVで見て「あ~萩なんだ~なんだなんだな~」と漠然に堀北さんぽく思ってまして。
意外と近場だったので驚いたり。
カメラはいつも持ち歩いてるのに中々良いショットが無く、KRYに投稿しようにもネタが無い有様です。(さわ吉、狙ってるんですが・・・)
良いのが撮れたら「岩国の猫」とでも名乗りたいですな(笑)
あ~キャンプ行きたい。
Vein氏>テレビで紹介されたという話は聞いたことがありますが 見たことはなかったです。
返信削除ただ、絵になる被写体はそこかしこにあるんで 狙っていけばさわ吉も夢ではないかもしれませんね。
ただ 写真を撮るならリアルな猫の一匹くらいは欲しいところですが・・・寒い時期はどこか行ってるだけかもしれませんが。