2015年1月18日

わが故郷 萩を行く!「天樹院墓所」




「花燃ゆ」便乗企画と銘打って 萩の町をウロチョロしたときにゲットした画像がもう少し余っているので ちょっと紹介しておこう。
今回のネタはこちらッ!!



萩城址公園から程近い堀内エリアにひっそりと佇む「天樹院墓所」

実はわしの母校のすぐ裏にあるスポットながら その存在を知ったのはごく最近のことだったりする。 母校の裏通りなんてそんなに行くこともなかったし、このあたりは駐車場が有料なんで わざわざ金を払ってまで散策するエリアだとも思ってなかったしな・・・



どういう場所かというと 名前の通り墓所なんだが、萩の観光サイトからの情報によると、萩藩を創設した毛利輝元の菩提寺「天樹院」がこの地にあったということじゃ。(寺院そのものは明治維新後に廃寺になったんだと)



入場料が大人20円・・・



この 妙に趣のある料金箱に入れてお参りするのがルールらしいぞ。とりあえずせっかくココまで来たからには拝んでいこうかの。

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むぅ!



思いのほか荘厳で なかなか趣のある佇まいじゃ!!



萩藩を開いた毛利家の墓所は山口市の香山墓所・萩の大照院・東光寺とココの4つだが、ここでは輝元とその夫人、そして殉死者の長井元房の3基の墓石がある。



長井元房という人物はあまり知られてないが、輝元の死後に彼の後を追って殉死した武士で その元房の可愛がっていた猫も飼い主の後を追うように 元房の死後49日にココで舌を噛んで死んだんだそうな。



そんな伝説もあって 長井家のあった通りは「猫町」と呼ばれるようになった・・・という いわゆる「忠義の猫」伝説が伝わっているんだが、その「忠義の猫」が生まれ変わって現代に現れた、、、という設定なのが



こいつというわけだ。

なぜ萩藩開祖の輝元に仕えていた武士の飼い猫が 萩藩にクーデターを起こした奇兵隊の格好をしているのかは不明だが、こいつが蘇った理由というのが「振り込め詐欺撲滅」だということを覚えている市民がどのくらいいるんだろうな・・・

しかし「萩にゃん」というネーミングは市民の募集で決まったらしいが、王道というか発想力がないというかありきたりというか・・・いかに萩市が保守的な土地柄かということが良く判るな。 逆に「どういう名前は付けないほうがいいと思うか?」というアンケートを取っても やはり結果は「萩にゃん」になるとしか思えないんだがなあ。

個人的には「ゆるキャラ」は見た目で問答無用の「ユルさ」を感じないと そんなに人気は出ないと思うし 最初から設定を固めていくのはキャラの弱さを感じているからじゃないかと思うわけだ。

ひこにゃんやくまモンのような人気キャラって あれだけメジャーになってもその生い立ちや設定なんて 存在するのかどうかすら知らないしな。


・・・まあ、そんなことはどうでもいいんだが、天樹院墓地は東光寺や大照院ほどメジャーではないが それらと同等の威厳みたいなものを感じるし 立ち寄る人もそんなに居ないから静かに散策できる 意外にオススメなスポットだと思うぞ。

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こちらは ついでと言ってはアレだが、「萩八景」の一つ、「玉江の秋月」と呼ばれているエリアではないか?ということで撮っておいた画像などを載せておこう。



「江の水に 移る影さえ 白玉をみがくばかりの 秋の夜の月」

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萩の町散策企画は またネタに詰まったら紹介しようと思っているぞっ!くはっ!!

2 件のコメント:

  1. BARAさん、今晩は!

    萩にゃん>微妙に可愛くないですね(笑)なんだろう。無類の猫好きな我輩ではありますが、確かに「ゆるくないゆるキャラ」な感じが解せないですな。
    萩城周りなら何度か散策した事がありますなぁ・・・・・みやげに「維新志士・原酒」買って帰った記憶が・・・・・・指月山の頂上付近に出るという幽霊を探索しに行った事も(笑)

    そういえば前回の新平の報告メール入れときました。暇な時にでもどうぞ(笑)

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  2. Vein氏・・・正直 仕事でアップアップなんでレスが遅れて申し訳ないです。日曜日に書き溜めて自動UPしたネタも終わったんで 明日からの更新も怪しいですが宜しくです・・・

    ・・・(・ω・) キャンプ行きたい・・・羨ましいですぞ。



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