枕瀬山森林公園キャンプ～夜の部

今回の枕瀬山の野営では　第一目標の「星空観測」はどうにも叶いそうにないし、第二目標の「川遊び」も　広島の災害があった後でもあるし長雨の影響で　高津川は泳ぐとかそういうレベルじゃない状態で断念。ま、当然と言えば当然なんだが・・・

萩から日原に来る途中の津和野は　SLやまぐち号の運転再開と夏祭りらしきイベントの影響で久しぶりに活気付いていて、津和野の道の駅の温泉もたぶんゆっくり出来る状態ではなかろう・・・ということで　テントを設営した後は旧・柿木村まで出向いて「はとの湯荘」で汗を流すことに。



夕方に再びキャンプ場に戻ってきたが、予約していると聞いていたバンガローの宿泊客もキャンセルになったらしく、TARO先生と二人、むさ苦しいオッサンだけのキャンプも夜の部に突入じゃ！

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いざ参らん！日原のキュイジーヌ！！(ﾟДﾟ)ｸﾜｯ！！

・・・と、気合を入れてTARO先生がなにやら調理しているが　まずは前菜としてフライドポテトが。
これはカラッとあがって中はふんわりで　なかなか改心の出来だった・・・と自画自賛していたぞ。



こちらが本日のメインディッシュ、海老とホタテとキノコのアヒージョ・・・らしきもの。

むぅ・・・アヒージョって　わしも一回トライしたことがあって　その時は100ｃｃ程度のオリーブオイルでも一人で処理するには相当苦労した記憶があるんだが、このスープのようになみなみと投入されたオリーブオイルの量は一体・・・
まあ、フライドポテトがカラッと揚がるくらいの量だからなあ。そもそもアヒージョって鍋で作るような料理だったか？



とりあえず具だけ掬っていただくことにしたが　素材の味はともかく　やっぱり油が多すぎて満腹感とは違う　飽和感というか何と言うか・・・
イタリアサミットで倒れた村山首相の顔が走馬灯のように頭を過ぎったが　普段　食材の処分役を仰せつかっているわしも　しばらく胸焼けでダウンしてしまったぞ。

さすがにこれだけのオリーブオイルはフランスパン１本くらいで浸して食べても　肥満傾向のオッサン２人がかりでも消化するのは不可能であろう・・・さて　どうやって処分するか・・・





今宵の焚き火は　気のせいか炎がやたら豪快じゃのぅ～～♪(´ー`)ﾌﾌﾌ

夜の１１時頃になると　星もうっすらと出てきたが　天気予報では翌日は曇りのち雨予報だし、野郎二人では焚き火を囲んでの会話もそんなに弾むわけでもなく、焚き火の薪が尽きた１２時頃には各自ソロテントに入って就寝。

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暑くも無く寒くもなく　雨も降らず風もほとんど無かったんで　久しぶりにぐっすりと眠れたんだが、朝８時になるとやって来た管理人さんが豪快に草刈り機のエンジンを始動させてサイトの草刈を始めたんで強制的に起床・・・

まあ、ちょうどポツポツと降り出しはじめた感じだったんで　逆に起こしてもらって助かった面もあるんだが、とりあえずサッサとテントを撤収して　今回のキャンプは終了～。

とりあえず夏の最後を飾るキャンプも出来たし、TARO先生も念願のアヒージョを作れて満足・・・のはずなんだが、何かイマイチ達成感がないのも事実かな。

やっぱ天候の影響を受ける部分は大きいとは思うが　「理想のキャンプ」という抽象的なものを追い続けてもマンネリなパターンから脱却が出来てないし　何が理想なのかも自分なりの答えが見つからないんだよなあ。

オッサンだけでは確かに華はないが、別に無いものねだりは望んでないし　ソロでも仲間内でも　絵にならない人材なのは仕方ないとして　「何かが違う」という感覚を感じるのは今に始まったことではないんだよなあ・・・

秋は山キャンプを２～３　考えてはいるんだが、時間の無駄にならないように計画は精査せねばなるまいなあ・・・ふぅ・・・