2014年5月18日
広兼邸@八つ墓村
ちょっと寄り道をしてしまったが、こちらがベンガラ商法その他で大儲けして巨万の富を築いた多治見家・・・じゃなくて旧 広兼邸じゃ!
りっぱな石垣といい楼門といい、こりゃもはや城だな・・・
ちょうどGW期間は座敷のほうまで特別に開放しているということで じっくり鑑賞させていただこうかの。
入り口には岡山県の「横溝正史映画ロケ地マップ」なる案内図が。
金田一耕助シリーズの生みの親、横溝正史の疎開先だったこともあって 岡山県には横溝作品の舞台となったり映画のロケ地として選ばれたり、と 関わりのあるスポットが点在している。
この広兼邸は昭和52年(渥美清版)と平成8年(豊川悦司版)の2度にわたり 映画「八つ墓村」の舞台となった「多治見家」としてロケが行われているのじゃ。
わし的には金田一は石坂浩二か古谷一行なんかが馴染みが深いんだが、まあそんなことは置いといて、と・・・
濃茶の尼が茶を啜っていそうな雰囲気だな・・・(-_-;)
水汲み場は崖から染み出ている湧き水をそのまま汲めるようになっている。
実はココに来たとき、蛇が這っていたんで うっかり「きゃ~~っ!」という 横溝作品にありがちな悲鳴をあげそうになったぞ。
こうやって風景を見ると ホントに山城のような見通しのよさじゃ。
ちなみに正面の丘には広兼邸個人のための神社なんかもあったりするぞ。
特に死体らしきものは隠されてないみたいだな・・・
庭は立派な日本庭園になっていて 「水琴窟」という水の雫を利用したギミックが。まさに金持ちの道楽を絵に描いたような贅沢さじゃ。
わし的には 菊人形に生首が置いてあるとか 池から両足が飛び出ているとか、白いラバーマスクの謎の男が徘徊しているとか そういう趣向が欲しかったが・・・(←お化け屋敷か?)
土蔵は広兼邸に残っていた当時の家具や服装などが展示されていたな。
ひととおり見学した後は 隣接する茶屋で朝食代わりに岡山名物の白桃ソフトクリームなど。
まあ、さすがに広大な建屋面積で わしのアパートのように玄関からパッと見て全てを把握できるわけでもなく 十分に時間は潰せたな♪
いや、満足満足(´ー`)
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広兼邸を見学した後は さらに次なるターゲットを目指して高梁市中心部に向かって進むわけだが・・・
その前に、道路のあちこちに「夫婦岩」と書かれた案内板があったんで ついでにちょっと見ていくことに。
むぅ~、これはなかなか・・・(´ー`)
事前調査が無かったんで知らなかったが 正直 山の中に2つの巨石があるだけの光景だろう、と思っていたぞ。確かにこれは見ごたえのある夫婦岩じゃ。
案内板は真横から眺める南北の展望台に行くようになっているが これって下の町から見ると また違ったインパクトがあるんじゃなかろうか?
今回はめんどくさいし時間も無いから わざわざ麓までは行かないけどな・・・
それにしても 探偵ナイトスクープのネームバリューも大したものだな・・・(´ー`)
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