2014年4月12日

くるくる狗留孫山!

3月9日(日曜日)・・・

そろそろトレッキングも本格的にこなしていきたい季節になってきたが、前日に油谷の高滝山に登って このテの宗教スポットもなかなか興味深いものがある、と再認識・・・

てなわけで今回は 山口市・徳地の霊山としてそれなりに知られている「狗留孫山」などにチャレンジしてきたぞ。



狗留孫(くるそん)とは 梵語の音訳で「実に妙なる成就」を意味しているらしいが この名前を持つ山は全国に2つしかないらしい。で、もうひとつの狗留孫山は山口県の下関豊田町にあったりする。
豊田町の狗留孫山は修禅寺が鎮座しているが、こちらは庄方観音の法華寺が麓にあって 登山道もそこが起点となるわけだ。



こちらが法華寺。駐車場は結構広いから余裕のよっちゃんで停車可能じゃ。



境内にはこのような三十三箇所観音霊場巡りの案内板が。 この山が霊山と呼ばれているのは この三十三箇所巡りの存在に他ならないんだが、番号順に33箇所の石仏を拝みながら ハイキング気分で登山が出来る、という趣向が用意されているのじゃ。

この地図はこのお寺の境内のほかに 登山道入り口、奥の院の上あたりにも設置されているが 狗留孫山法華寺のHPにも置いてあるから 登山の前にプリントアウトでもして忍ばせておくのが吉だと思うぞ。



狗留孫山の登山口は法華寺の脇から高速道路を越える法華寺橋を渡ったところから始まる。



そういえば何年か前に この青面金剛明王に会うためにココに来たことがあったっけな・・・



日曜というのに 今日も中国道は閑散としとるのぅ・・・(-_-;)



高速道路を越えて こちらが登山道入り口。
雑木の中を歩くルートとコンクリの階段のルートがあるが どちらを選んでもさして変わりはないぞ。



トコトコ歩いていくと 聖域への入り口を示す鳥居が。なんで寺なのに鳥居があるかは不明だが・・・



なんか難しい字が書かれているが、たぶん志葉家の姫様が必死に習得した「封印の文字」みたいなもんだろうなあ・・・(・∀・)



この登山道はシダや雑木の尾根道だが 基本は参道なんで迷うこともなく歩きやすいルートじゃ。



もう馬酔木の咲く季節か・・・(´ー`)




丁塚にはお地蔵さんがいらっしゃるんで いちいち拝んで進んでいくと・・・



ここから聖域であることを示す「霊場入り口」の結界が。



この巨大な岩が「御詠歌岩」。



何やら文字が書かれているが、「八重がすみ 峰よりかけて狗留孫の 仏のちかいたのもしきかな」・・・と彫られているんだそうな。



ここから右手に進めば33箇所観音霊場巡りが始まるわけだが、左に進めば「奥の院」直通の参道となる。
参道は帰り道にでも使うとして 今回はせっかくの機会だから番号順に全部の観音様を拝んでいくことにしようッ!!



やっぱ白石山から近い位置にあるんで 巨岩がゴロゴロしている地質なんだろうな。このような適当な大岩には だいたい磨崖仏が彫られているぞ。



三十三巡りの観音様は磨崖仏と石仏が1セットで鎮座している。ご丁寧に番号が振ってあるから判りやすいと思うぞ。

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てなわけで まだまだ見所はあるんだが 長くなりそうなんで次回に続くぞ♪

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